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・
『わぁ...』
バスをおりて感嘆な声をあげた
「Aは初めてだから驚いてもしょうがないよね」
私の隣にいる幸村くんはそう言って笑った
「風見、跡部は富者だ。初めてのことばかりで驚くかもしれないが、普通の顔をしておけ。」
柳くんはそう言ったあとに
少し遅れて、そうしないと
と言った
「目をつけられるぞ」
サラリと言い放ってから柳くんはスタスタと歩き出した。
「風見先輩っ！俺がいるから大丈夫っすよー！」
「ばーか。赤也は自分の心配しろよぃ」
切原くんが手をブンブンと振ってるところに
丸井くんが乱入して、後ろの方を親指で刺した。
...USAのポーズのように。
「赤也ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！荷物を運ばんかァァァ！」
「ゲッ、なんで俺だけ！？」
文句を吐きながらも、切原くんは真田くんの元に駆けていった。
「風見、行くぜよ」
突然私の肩に手をかけた仁王くんが歩き出し
その流れで私も歩き出した。
...やっぱりこの人は、気付いている。
私がこの別荘という名の合宿所を躊躇っているということに。
...私が、景吾を躊躇っているということに。
・
・
ガヤガヤガヤガヤ
私たちが来た時には、既にホールの中は騒がしかった。
「おっ、立海の人達がきたで！」
片手に包帯を巻いた人が私たちの元に来た。
...怪我、してるのかな
「遅くなってすまないね」
「俺らは昨日からここにきてたさかい、しゃあないで」
関西弁を話してるから...大阪らへんのひとかな？
「キミがマネージャー？俺は白石蔵ノ介！よろしゅう頼んます」
丁寧に挨拶をしてくれて、こちらもと思い背筋を伸ばした
「マネージャーの風見Aです。不慣れな点が多々あり、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。」
「ちゃんと挨拶出来て、ほんまこの子えらいわ」
白石くんは私に微笑んで、頭をポンポンと優しく撫でた
「無理せんでええんよ」
とても優しい一言だった。
そして、とても優しい笑みだった。
「はいはいはいはい、そこまで。行くよA」
私と白石くんの間に入って、幸村くんは私の腕を掴んで歩き出した。
・
「過保護やなぁ」
・
・
「気をつけてねA。白石は毒を持ってるから」
『えっ！？そうなんですか...？』
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向日葵 - 四天王寺からは､千歳君｡氷帝からは､向日君､立海からは､幸村君と真田君でお願いします‼️ (2月26日 14時) (
レス) @page27 id: 14452fdad1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - すごく良い小説ですね‼️ちょいちょいキャラが迷子になる幸村君､好きです‼️ (2月26日 14時) (レス) @page23 id: 14452fdad1 (このIDを非表示/違反報告)
鳳梨(プロフ) - 白さん» 嬉しいお言葉ありがとうございますっ！頑張りますっ(^^) (2020年8月12日 13時) (レス) id: 430fbacec5 (このIDを非表示/違反報告)
白 - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！^ ^ (2020年8月12日 0時) (レス) id: e09d59b5d9 (このIDを非表示/違反報告)
鳳梨(プロフ) - におーさん» コメントありがとうございます！リクエストまでしていただいてとても嬉しいです（泣）是非とも頑張らせていただきます！ (2020年8月11日 22時) (レス) id: 430fbacec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：合歓 x他3人 | 作成日時：2018年8月18日 22時
