【ヒロアカ】その天才ちゃんは最強くんに惚れてるようで。【轟焦凍】 (ページ3)

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２新しい生活ページ3

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私たちのクラス…1－Aに着くと、まだ少し早めの時間なのにも関わらず、半分ほどの生徒が登校してきていた

『…私の席…は、真ん中の一番後ろの方ねー…』

焦凍の隣じゃないのかな。

えー、隣がよかった。前後でもよかった。
とりあえず近くがよかっ………え？？？

『席、前後じゃん！！！！！！！』

「(ビクッ)」

私の席は！！！！なんと！！！！焦凍の前の席！！！！！

『…あの、』

「何だ」

『ちょっと抱きついてm…』

「それじゃ、俺は席に着く」

『せめて最後まで聞こうか。』

本当に席に着いてしまった焦凍。いやん寂しい。

そして前の席の方ではかの有名な…ヘドロ事件の男の子がメガネの男と何やら言い争っているようだ

…とにかく巻き込まれたくないので私も焦凍に習って静かに座る。

『…わぁ、かわいい』

ドアに目を向けると、緑っぽい髪の毛の男の子と可愛らしい女の子2人。

思わず可愛いなんて呟いてしまった

「…誰の事だ」

『へっ？え、あぁ…ドアのところの男の子と女の子。』

お、珍しい。
あんまりそういうのに興味ないのに。

「…ふーん」

頬杖をついてドアに立つ2人をじっと見る

…なんて綺麗な横顔なんだ！！

直視できないほどイケメンになったなぁ…ほんと…涙が出るよ。

「ニヤニヤして見つめてくるのやめろ」

『おっと私とした事が。』

君がイケメンすぎるせいだ。

その時だった。

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。
ここは…

ヒーロー科だぞ。」

…廊下から声がする。何か居る。

そして教室に入ってきたのは

「ハイ静かになるまで8秒かかりました
時間は有限、君たちは合理性に欠くね」

なんか先生っぽい人。
…あれ、イレイザーヘッドじゃね？

「担任の相澤消太だ
よろしくね」

「担任なのか」

『そうみたいだね』

やっぱり担任なのか疑うよね。
すごくくたびれてる…

「早速だが、体操服着てグラウンドに出ろ」

差し出されたのはそのまんま、体操服だった。