４２午後の授業-8 ページ43
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「何が平和の象徴!!
所詮抑圧の為の暴力装置だおまえは！
暴力は暴力しか生まないのだと、おまえを殺すことで世に知らしめるのさ！」
『本当にそう思ってるのかな？』
「え？」
「めちゃくちゃだな
そういう思想犯の眼は静かに燃ゆるもの
自分が楽しみたいだけだろ
嘘つきめ」
オールマイトがそう言うと
「バレるの早…」
…と、その顔に着いた手の向こうでニタリと笑う男。
「3対6だ」
「モヤの弱点はかっちゃんが暴いた…！！」
「とんでもねぇ奴らだが俺らでオールマイトのサポートすりゃ…撃退出来る！！」
でもそう簡単にはいかないだろう。
でも、私も少しでもオールマイトの力に…
「ダメだ！！！逃げなさい」
「……さっきのは俺がサポート入らなけりゃやばかったでしょう」
「オールマイト血……
それに時間だってないはずじゃ……
…ぁ…」
時間？オールマイトにこの後用事でもあったのだろうか？
「それはそれだ轟少年！！ありがとな！！
しかし大丈夫！！プロの本気を見ていなさい！！」
強く拳を見せたオールマイト。
「脳無、黒霧、やれ
俺は子どもをあしらう」
…なるほど、あの黒いモヤ霧男は黒霧って言うのか。いやそのまんまかよ。
「クリアして帰ろう！」
こちらへ向かってくる手の男。
たしか、あの黒霧…「死柄木」っていってたか。
「おい来てるやるっきゃねえって！！」
その時、オールマイトの放った威圧。
死柄木弔が後ろに飛び退く。
そしてオールマイトは脳無と拳をぶつけ合う。
「“ショック吸収”って…さっき自分で言ってたじゃんか」
なんだよその言い方！！敵の癖に可愛いな！！おまけにイケボとか！！！もうっ！！！(ヤケ)
「そうだな！」
『っ！？』
脳無と真正面からの殴り合い。
「“無効”でなく“吸収”ならば！！
限度があるんじゃないか！？
私対策！？私の100%を耐えるなら！！
さらに上からねじふせよう！！」
血を吐きながら。
あれは、本当に怪我のせいで？
先程掴まれてた脇腹のせい？本当に？
「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの！
敵よこんな言葉を知ってるか！！？」
そして…トドメの一発、
「Puls Ultra！！！」
『…！！』
凄まじい音と共に天井にぶっ飛ばされた脳無。
誰から見てもあれはもう戦闘不能である。
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作者名：おもち
| 作成日時：2019年3月24日 23時
