４テスト-2 ページ5
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「月居さんだよね？私、麗日お茶子！
試験で会ったね！あと
さっきの個性凄かった！」
『超嬉しい。なんて素直で可愛くていい子なの。
めっちゃ可愛い。ありがとう。
私のことはAって呼んで欲しい、お茶子ちゃんて呼んでも？ていうかそう呼ばせて頂きたい。』
「うんうんいいよいいよ！！
これからよろしくね、Aちゃん！！」
にこっ、と効果音がつきそうな優しく元気な笑顔。
惚れるわ…！！
『よろしく！！』
本日、私に新しいお友達が出来ました。
とても嬉しいです。
第2種目は握力。53kg。これは実力。
第3種目、立ち幅跳び。能力使って足にバネつけて飛んだら滑って転んだ。ということでら1.8m。
第4種目、反復横跳び。これもめちゃ手抜いた。なんか疲れるから。ということで35回。
第5種目、ボール投げ
これは本気出してみた。
投げる際、手に風を集める。
そしてボールを投げたあと、風力によりボールは遠くへ勢いよく飛んでいく。
「…803.2ｍ……」
『…え』
「…は」
…私があの暴言吐いてた子…爆豪君よりも高い！？
「「おおおおお！！！」｣
『！？』
一斉に声が上がる。
「爆豪よりもすげえ！！」
「Aちゃん！さっきと個性違うやろ！？ていうかすごい！！」
『あれっ、あは、あははー…』
いつの間にか囲まれてる。
焦凍に助けを求めようと視線を送ってみた…が、
何故か不機嫌そうにそらされる
『まっ…見捨てないで…いや、えええ！？』
スタスタと私たちから離れていく焦凍。
ヘドロ事件の爆豪君にも睨まれる。怖い。
次は緑谷の番ということでそちらに注目が集まり、私は解放されたが。
『あ、いたいた、焦凍』
「……」
膝を立て、腕はその上に置いて座っている焦凍の後ろ姿を見つけ、声をかける
…黙ってこちらを振り返る焦凍の眉間にはシワが。
『…そんな表情もイケメンだ。
ていうかどうした』
「…」
焦凍は無言で隣をトントン叩く
…そこに座れと？喜んで座ります。
「……見ろ」
『ん？』
やっと口を開いたかと思えば、その視線の先
「SMASH！！！！」
「…！」
『…おぉ…』
なんて威力。
「あの痛み…程じゃない！！
先生…！まだ……動けます」
『すごいね』
「……ふん」
焦凍はいつものポーカーフェイスで彼を見つめていた
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作者名：おもち
| 作成日時：2019年3月24日 23時
