【ヒロアカ】その天才ちゃんは最強くんに惚れてるようで。【轟焦凍】 (ページ37)

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３６午後の授業-2 ページ37

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あの爆豪くんが弄られてる。
ほらみてみろ、デクくんも中々見ないその光景に焦ってる。

「低俗な会話ですこと！」

「でもこういうの好きだ私」

「爆豪くん君本当口悪いな」

その頃私はというと。

『…しめしめ』

ついに寝落ちしたと思われる焦凍の寝顔を写メっていた。((

「おい」

『…うん』

「何してるんだ？」

『…』

黙ってお茶子ちゃんの元まで逃げようとしたら捕まった。焦凍、君起きてたのか。

「もう着くぞいい加減にしとけよ…」

「「ハイ！！」」

凄いドスの効いた先生の声に皆背筋を伸ばした。

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到着し、バスを降りるとそこはまるで…

「すっげー！！USJかよ！！？」

「水難事故、土砂災害、家事…etc.
あらゆる事故や災害を想定し僕がつくった演習場です

その名も……ウソの災害や事故ルーム！！」

「「「( USJだった！！)」」」

「スペースヒーロー“13号”だ！」

「わー私好きなの13号！！」

…はしゃいでいる二人がとても可愛い件について。
それに比べて私は至って普通のテンションだった。

ただ、オールマイトがいない。

え？今日居るって言ってたよね？

それから13号による“お小言”が始まり、そしてその長い“お小言”が終わると

「…以上！ご静聴ありがとうございました」

「ステキー！」

「ブラボー！！ブラーボー！！」

とテンションが高い皆。
何気に飯田くんじわる。

私もちゃんと最後まで聴いたよ。

『だから褒めて焦凍くん』

「頑張ったな」

『ほんとに褒めてくれた!!』

早速何をするのかとてもとても気になったもので、相澤先生の元へ駆け寄る。

『なにします？』

「そんじゃあまずは…」

相澤先生がそう言いかけた時。

後ろの方でズズ…と黒いモヤが。

『……？』

私もちょうど相澤先生の隣に立っていたので、二人して振り返る。

あれは…一度見た事のあるものだ

あのー、なんだ、学校の門破壊した二人の敵のうちの一人の“個性”。

「一かたまりになって動くな！！」

「え？」

『うぉ…っ』

先生はそう叫ぶと私の肩を押し、私は皆の元へと戻される。

「13号！！生徒を守れ」

黒い霧から次から次へと出てくる敵。
その中にはあの時居たもう一人の男も混じっていた。