３４ただいま ページ35
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『ゴメンゴメン』
「何してたんだ？」
戻ってくると、ご飯を空にした四人がまだ座っていた。
『待っててくれたの？』
「自惚れんなブス」
『理不尽！』
戻ってきた途端、爆豪くんからの言葉の暴力。
「マスコミが流れ込んできて大変なんだぜ」
『…あ、さっきの警報か。
みんな立ち上がって一斉に出ていこうとしてる中君たち四人はどうして呑気に座ってるんだい』
「メシ冷めるだろ」
もしかしてご飯食べてたのかい君たち。
勇者だろ
「お前こそどこ行ってたんだ」
再び焦凍に尋ねられる。
『き、急に散歩したくなって。』
「…頭湧いてんだろ」
小さく呟く爆豪くん。
おい聞こえてんぞ
「…外に何かいたのか？」
『…えっ』
「お前の勘はよく当たるから」
もしかしてなんでもお見通しってヤツ？轟くん？
随分と的確に図星を当ててくるんですけど。
『…まぁ、変な奴がいたもので気になって。』
「そういう時は俺にも言ってくれ」
“相手が敵だったらどうするんだ”…と。
ごめん敵でした。
『心配してくれてありがとう死ぬほど嬉しい』
「じゃあ死ね！！！」
『急に怖いよ爆豪くん！！！』
なぜ急に怒鳴り出す爆豪くんよ！！
結局、警察が到着しマスコミも撤退し、
その騒ぎはあっという間におさまった。
そしてその日、デクくんの指名により委員長は飯田くんに決定した。
うん似合ってる。
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作者名：おもち
| 作成日時：2019年3月24日 23時
