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私の目の前で会話しながら歩く兄弟。
後ろから眺めながら私もゆっくりと歩く。
いや…でもほんと、
彼らはいつ見てもイケメンだと思う。
今だってずっと目立ってるし…
この2人が久々に通学した時はこんなに人は集まってこなかった。
みんな怖がって、女子なんか特に近づいてこなかった。
…なのに今は、
『どォォしてだよォォォ！』
どうしてこんなに人気が出てるんだよォォォ！
その人気の理由なんて分かりきったことだけど…。
「A？」
「急にどうした？」
『ごめん何でもないっす』
ほら心配したようなその顔もイケメンだし
もう何しても私の手には負えない。(何が？)
「蘭くんおはよぉ！放課後空いてる〜？」
「竜胆くん今日もかっこいい〜」
『……』
イラッ。
…待て、落ち着け、嫉妬大作戦を始めようとしてる私が嫉妬してどうすんだよ。
案の定、今日も女の子たちが集まってきた。
ヒィ、中には先輩もいるみたい。
それもそうか、この2人も先輩なんだし
…さて、そろそろ始めるとするか。(キリッ)
留美子からのメールを開いて
嫉妬大作戦リスト(？)を確認する。
嫉妬大作戦、その1。
同じクラスの男子生徒に“笑顔”で挨拶をする
『…』
いや、挨拶はいつもしてるけど。
メールには続きがあるみたい。
ふむ、なになに…
【Aの好きな人を探ろうとしている2人が
挨拶をした相手の男子生徒に警戒心を持ちます。
“笑顔”がポイント！！】
絶対に有り得ねぇなそりゃ。
女の子に腕を引っ張られて歩く彼らと少し距離が空いてしまったしちゃんと聞こえるかな？
ちょうどそこに同じクラスの男の子がいる。
名前は…田中くんだったかな。
『田中くんおはよー！』
まずい、少し遠くにいたから
私の声ちょっと大きめだったかも。
「えっ？僕？？」
『うん！おはよー』
「…！」
何故か目をキラキラさせてる田中くん。
…え、な、何だその反応？
「お、おおおおおはよう花谷さんっ」
田中くんはそう言ってビシッ！と効果音が付きそうなくらい背筋を真っ直ぐに伸ばした。
『じゃ、またね』
兄弟2人にチラッと視線を送ると目が合った。
…が、フイッと逸らされる。
え？どういう反応？
「花谷さん！僕とお話しません？」
あ、田中くん。
モジモジしながら、歩く私の横に並んだ。
えぇ…そんなつもりは。
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おもち(プロフ) - ラムネさん» ひゃーーー！！！ありがとうございます！！！！！(´；ω；｀)コロナまだまだ怖いので、ラムネさんもお気をつけ下さい！！m(_ _)m更新頑張りますっっっ！！ (2021年11月1日 0時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - この作品おんっとにめっちゃ好きですっ！リアル忙しいと思いますが更新楽しみにしております！でもお体には気を付けてください！(o・ω・o) (2021年10月31日 22時) (レス) id: ff84671d12 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ＹUYさん» ありがとうございます！！！！！(´；ω；｀)更新頑張りますッッッ！！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2021年10月18日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ＹUY - この小説めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってください！ (2021年10月18日 18時) (レス) @page36 id: 2b504e2cbc (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - も。さん» ありがとうございます！！！元気もらえましたッッッ(*´︶`*)ﾉ頑張ります！！！ (2021年10月17日 18時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2021年9月20日 10時
