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「二時間か……短いね、
もう少しで一時間経っちゃうよ」



『やだ、無理無理無理……』






あれから童磨の部屋に戻り、無惨様に告げられた条件を童磨にも伝えてみたところ。

童磨には苦虫を噛み潰したような表情をさせてしまった。とても不愉快そうに顔を歪ませている。




ついでに言うと私は童磨の腹に正面からしがみついてる。それでも童磨はお構い無し。好きです。(唐突)





「それで鳴女ちゃんにここまで飛ばされたの?」



『うん、そう。
煌、どうしたらいなくなるかな?
私童磨じゃないと無理』








私はそう言うと、童磨の腹筋を一口かじった。





『……やっぱり美味しい』


おかしい、鬼はいつも不味いのに。
私の好きな人……童磨だからかな?



「あらら……」



私にかじられ、既に再生した腹筋をすりすりと撫でて笑う童磨。

何だか今日は優しい感じがする。






そして、ふと疑問に思った事を口にしてみた。




『……今日信者は?』





先程から全く姿が見当たらない。
またそれぞれ外出しているのだろうか?






「……あぁ、こっちだよ」



『……?』





童磨に連れられたどり着いたその場所。


広い和室のある部屋。
扉は閉まって居るけど、ここだけ何故か血の匂いが濃い。






『……もしかして』



「そうそう!やっちゃった」






いたずらっ子のように笑う童磨は可愛いから許すとして、やっちゃった事とは。

だいたい想像はできるけど……





「……これ、」



『……げ』





童磨が部屋の襖を開けた瞬間、血の匂いが一気に漏れ出し食欲を強くそそられる、


そして目の前に広がったその光景。






童磨の信者と思われる死体の数々。
何人喰べたの?これ…





『どうしてこんなに?』


「分からないけど、とりあえず?」


『いつの間にこんなに食べてたの?』


「ついさっきから今まで」






ついさっきから今まで……って、え?
どんだけ大食いなの?
よくこんなに食べられるよね、ほんと……






「あっ、こういうのってヤケ食いって言うんだろう?前に信者が言ってた気がする!」



『いや信者何を教えてんだよ。
つか何に対してヤケ食いなんかしてんだ』



「……そりゃあ、」






目を細めた童磨。

その瞳には私が写っていて






「Aを取られたから?」


そして、ニヤリと笑った。

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おもち(プロフ) - ゆめふひさん» そうなんですよッッッッ!!?下心丸出し仲間ですね!!!(o´艸`) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆめふひ - 実はお互いに、鬼だから.........。と思っているけどその感情にきずいてないだけなんですね!!素敵(///ω///)抱かれたいわ(照)(いつもの下心) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 027152ac96 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ももさん» わわわわかってくれたんですか……!!!?感激すぎる……゚(゚´Д`゚)゚。ですよねですよね!!?(自分で言う)こんな童磨萌えるなぁと思いましてッッ!!! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
もも - 「取られたから」ってヤバイ!!(独占欲…)そんな素晴らしい言葉があったとは!! 離れた時間が愛を育てる感じがたまらないですね(>_<) (2019年12月16日 19時) (レス) id: 059a63c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - setuna7014さん» あぁぁぁあ!!!!(汚い高音)本当ですね!!!!間違えてます!!ありがとうございますッッ!!!!(〃▽〃) (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち | 作成日時:2019年12月1日 20時

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