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「あれ、顔が赤いけど…
一体何を想像してたんだい?」



童磨がニヤァ、とからかうように笑いながら私の頬をつんつんしてくる。





隣を見てみると、魘夢も頬を少し赤く染めながら童磨を見つめているもんだから思わず童磨を背後に隠した。



「わぁ……どうしたのA?」



私の背後からひょこっと顔を出す童磨が可愛い。





『魘夢がヤバい目で童磨を見てた』


「えっ、そうなの?」


「何を言ってるのかな、そんな目で見てないよ?」





いや君なら有り得そうだったから。





『あっ、いけないいけない
ちょっと長居しすぎちゃったかな』



「え、もう帰るの?全然話せてないよ、寂しいな」




話に集中してて気にならなかったけど、見下ろしてみると灯りがポツポツと増えてきた気がする。

夜明け前の真っ暗な道、灯りを手に持った人が行き交っている。さすが栄えた街だな……






私たちは拗ねだした魘夢の手を引いて人気のない路地に飛び降た。

そして何事も無かったかのように道に抜ける。




「まだもう少しお話しよう?」


『ごめんねぇ、寺院にいる信者たちも目が覚めてるかもしれないから…また来るよ』





シュン、と落ち込んだ魘夢の頭をよしよしと撫でると隣から童磨が「俺にもしてよ!」なんて言って頭を差し出してきた。


その無邪気な笑顔が可愛すぎて心臓が口からまろび出るところだった。(真剣)





ニヤニヤが収まらない、みっともない顔のまま童磨の頭を撫でる私。



「いた……ちょ、強いよ!頭焦げる!」


そして私の手の力が強かったみたいだ。






『痛がってる童磨もすき……』



「やだなぁ、そんな変な顔が好きだなんて」



こんなの痛いの内に入ってないかもしれないけど、
とりあえず歪んだ表情が可愛かった。(病んでる)




軽く笑い飛ばす童磨だけど、気付いてないのか?
私「すき」って言ったんだけど。


意外に鈍い童磨を相手に思わず手で顔を抑える私。



「どうし……」


私の顔を覗き込んできた童磨だったが、それと同時に

「ねぇA」

という魘夢の声が重なった。




それにより童磨はムッとしたような表情を浮かべてて
なんというか、表情の移り変わりがまるで子どもみたい。





「次は一人で来て欲しいなぁ」



『ぐは……』





可愛いのダブルパンチだ。



両方から可愛いの攻撃。







「何故一人で来て欲しいんだい?」




童磨が魘夢に優しく尋ねた。
相変わらず目は笑っていないけど。

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おもち(プロフ) - ゆめふひさん» そうなんですよッッッッ!!?下心丸出し仲間ですね!!!(o´艸`) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆめふひ - 実はお互いに、鬼だから.........。と思っているけどその感情にきずいてないだけなんですね!!素敵(///ω///)抱かれたいわ(照)(いつもの下心) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 027152ac96 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ももさん» わわわわかってくれたんですか……!!!?感激すぎる……゚(゚´Д`゚)゚。ですよねですよね!!?(自分で言う)こんな童磨萌えるなぁと思いましてッッ!!! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
もも - 「取られたから」ってヤバイ!!(独占欲…)そんな素晴らしい言葉があったとは!! 離れた時間が愛を育てる感じがたまらないですね(>_<) (2019年12月16日 19時) (レス) id: 059a63c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - setuna7014さん» あぁぁぁあ!!!!(汚い高音)本当ですね!!!!間違えてます!!ありがとうございますッッ!!!!(〃▽〃) (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち | 作成日時:2019年12月1日 20時

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