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「お話だけでも……」



私が必死でもがいている中、部屋の外にいる男がしつこく私を呼んでくる。


その度に童磨にいたずらされるし、いい加減男も諦めて欲しい。






『いや、また今度にしてくれるかな……!』



童磨に首を舐められたけど耐えた私。

耐えきって男に返事をすると童磨の動きが止まった。
……え、なに怖い。





「もしかして、誰かいらっしゃるのですか?」



勘が鋭い!

そうだよ、童磨が居るんだよ。
だからもう行ってくれ……


なんて切に願っていると、
童磨の腕がいとも簡単に解けてしまった。





『……へ?』



思わず振り返ってしまった私。


目が合ったのは鬼ではなく、獣のような目をした童磨だった。……身の危険を感じるのは気のせいではないだろう。





ススス、と後退すると童磨に手首を掴まれ再び引き寄せられる。





『……ッん』



からの深い接吻。

これ、いつぶり?


前にもこんなことが何度もあったよね。





「……?あの、何か仰いましたか?」



『……んん……ッ!』



「……え、」





あぁぁどうしよう、まともに返事が出来なくなってしまった。

目を開ければ童磨と目が合い、その目は楽しそうに細められる。





「……誰か、いらっしゃるんですね」


男の声がやけに低くなって、
「中で、何をされているのですか?」…なんて質問責めされる。


あぁでも、何だかもうどうでも良くなってきた。
童磨の接吻が激しくて今はそれどころじゃない。






「……開けますよ?」


『待っ……!ッン、』


開けるな!


童磨、そろそろ離してくれ。
信者が減ることになるぞ。

そう目で訴えかけるも童磨は離してくれない。
むしろ勢いは一向に激しくなる。





『……ちょ、んッ……こら!!』


「んッ!……!」




童磨の舌を噛んでやれば、童磨はやっと動きを止めて私を離してくれた。

つかなんだ今の童磨声。色っぽすぎて何も言えない。
少し血の味がするのは童磨の血が入ってきたからか




「今の声って……」




まだ居たのか男よ。そして勘づきやがった。
勘のいいヤツめ…





『……童磨のせいだからね』(小声)


「声を我慢できないAも悪いと思うけどなぁ」


『バッ……!』




せっかく私が小声で話してたのに!

童磨の声の大きさが普通すぎて、部屋の外にいる男に聞かれたのか「教祖様……?」なんて呟いてる。


あぁもう、気付かれてしまった……







しかも童磨の発言、問題がありすぎる。

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おもち(プロフ) - ゆめふひさん» そうなんですよッッッッ!!?下心丸出し仲間ですね!!!(o´艸`) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆめふひ - 実はお互いに、鬼だから.........。と思っているけどその感情にきずいてないだけなんですね!!素敵(///ω///)抱かれたいわ(照)(いつもの下心) (2019年12月16日 21時) (レス) id: 027152ac96 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ももさん» わわわわかってくれたんですか……!!!?感激すぎる……゚(゚´Д`゚)゚。ですよねですよね!!?(自分で言う)こんな童磨萌えるなぁと思いましてッッ!!! (2019年12月16日 21時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
もも - 「取られたから」ってヤバイ!!(独占欲…)そんな素晴らしい言葉があったとは!! 離れた時間が愛を育てる感じがたまらないですね(>_<) (2019年12月16日 19時) (レス) id: 059a63c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - setuna7014さん» あぁぁぁあ!!!!(汚い高音)本当ですね!!!!間違えてます!!ありがとうございますッッ!!!!(〃▽〃) (2019年12月14日 19時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち | 作成日時:2019年12月1日 20時

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