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「君が泣いていた理由は？」
『え、泣いてないよ』
「あれ、いいの？俺にそんな嘘ついて」
『すみませんでした』
足を抓られた。
え、痛い。
『鬼殺の剣士に失恋を馬鹿にされたので悔しくなりました、以上』
「失恋したの？…………へー」
せっかく言えって言われたから言ったのに
すごくどうでも良さそうに返されてしまった。
「逃げたのは何？」
『童磨に泣いてるのバレたら見放されるかもしれないし』
私が童磨の髪を弄りながら答えると
「俺は優しいからそんな事しないよ」
と少し笑った。
『何でだろうすごく信用出来ない』
この間だって「最近お前はつまらない」って見捨てられそうになったしな、私。
「俺から逃げようとしたらどんな理由があろうとも殺すからね、わかった？」
『承知した』
穏やかに話す童磨だけどこれほど恐ろしい会話の内容は他にないと思う。
『あとその首についてる女の紅は何？』
「え、首？」
おっと怪しいぞ。
急に焦り出したぞこの男。
「そんなのあったかなぁ」
『見た。私は見た。
何？誤魔化すの？女？』
「えー、何か怖いよ？」
私の放つ殺気にこいつは全く動じていない。
私だってそこそこ強いんだけどなぁ
『……腕へし折っていい？』
「いややめてよ！怖いよ！」
童磨の視界に女が入るだけでも腹が立つのに(嫉妬深い)
「まぁ、女だね。これは」
『言ったな？私に殺される覚悟は……』
「待って！Aが今考えてるようなことじゃなくて俺はさっき女を食べてたの！
だから首から手離してよ〜」
『……え？食べ、』
童磨の首に力を込めていた手を離す。
すると童磨は「死ぬかと思った〜」なんてため息をついた。絶対思ってないくせにねえ
「本当、Aって嫉妬深いんだねぇ」
『そうだよ。肝に銘じておけよ。』
「はいはい」
気が抜けて童磨に凭れかかる。
体重をかけてるのに童磨は嫌な顔ひとつしない。
まぁ鬼だしね！！！
「ところで、失恋って誰に振られたんだい」
笑顔で童磨が振り返った。
角度的に目を合わせることは出来ないけど
今、彼の視界に私が映ってる。
『内緒』
「つれないなぁ、教えてくれよ
俺たちの仲だろう？」
『まぁね！！』
「あ、そこ認めるんだ」
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永眠@神作のコメ欄に浮上 - 今更だけど一章のコメ欄にきたぜよ！！←← きたついでに懐かしの一章をまた見て行くわ♪二章でも早いうちにコメするねっっっっ (2020年1月6日 22時) (
レス) id: de5541b525 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 秋刀魚大好きなエメラルドさん» いやそれな！！！です！！！！！萌えますよね……(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年12月17日 1時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
秋刀魚大好きなエメラルド - 両片思い…とてもすこ（クソデカボイス） (2019年12月17日 0時) (レス) id: 8b9d7d7154 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - ももさん» それいいっすね賛成です(￣∀￣)イケメンな教祖様がいるので毎日極楽ですねっっ(o´艸`) (2019年11月18日 22時) (レス) id: 9123ab14eb (このIDを非表示/違反報告)
もも - おもちさん» きゃーっ!!それは凄い私得!! 信者同盟結びませんか?(^.^) (2019年11月16日 12時) (レス) id: 059a63c2b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち
| 作成日時：2019年11月6日 23時
