16話 ページ17
「ていうかさー、なーくんって視える系の人だったんだね」
ころちゃんがそう言うと全員が頷く。
「そうなんだよね、なんか鍛えられたのかなぁ」
「あー、家の云々で?」
「そうそう、気づいたら視えるようになってた。」
「でもさ、なーくん視えてるんだったら気づいてたんじゃない?」
「えっとねー、そういう問題でもないんだ。目の中に視えるモードと視えないモードがあって、普段は視えないモードにしてるから気づかなかったんだと思う。」
「なるほど…」
「るぅちゃんも使い分けできる眼だったらいいけどねぇ、調べないとちょっと分かんないな」
「え、調べられるの?そういうのって」
ころちゃん、今日はツッコミ大活躍ですね。
「色によって変わるんだ。基本的に、視える人の中でも赤・青系の色の瞳の人は視えやすいよ。赤いほど鮮明に視える。青系は赤ほど視えないけど、視える状態と視えない状態の切り替えができる人が多い。俺の目は紫だから、赤と青両方の色が入ってて元々が視やすい色だったったってのもあるかな」
「なーくん最強や…」
うん。確かになーくんは最強だけど。
そういう事じゃないの。
「じゃ、じゃあ、るぅちゃんは?」
「るぅちゃんは若干赤いなぁ…あと青系統の色が入ってないから、一生視え続けるかも。」
え、マジ?
僕詰んだ?
「あ、え、待って、黄色入ってる…」
「黄色?確かに入ってますけど…」
「大変だぁ…」
どゆこと?
※この話はもちろんフィクションです。目の色と霊感は多分関係していません。
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恋都璃(プロフ) - いちごきゃらめるふらっぺさん» 久しぶりに失礼します。「ぶんちよ」は私のサブ管理アカウントです。混乱(?)させてしまいすみませんでした。 (6月27日 16時) (レス) id: 3ad53c7349 (このIDを非表示/違反報告)
ぶんちよ(プロフ) - いちごきゃらめるふらっぺさん» コメントありがとうございます!素晴らしいなんて…言ってもらえた事ないのでとても嬉しいです!(ここだけの話、嬉しすぎて10分ぐらい悶絶してましたw)まさか、みずぴんく。ちゃんと同じお名前の方がいるとは!!これからも更新頑張らせて頂きます! (6月25日 16時) (レス) id: 8bd1c3956f (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめるふらっぺ - はじめましてこんにちは、いちごきゃらめるふらっぺです!なんですか、この素晴らしい小説は!← とっても面白いです!!更新頑張ってください!応援してます!(関係ない話なんですが、みずぴんく。ちゃんの本名と漢字は違うけど名前が同じでびっくりしました!w (6月25日 14時) (レス) @page14 id: ebb29e6938 (このIDを非表示/違反報告)
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