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1話 ページ2

AM5:00
「よし準備やるか!」
今日はすとぷりのライブの日。
つまり推しに会える日‼
今日のために買った淡い黄色のロリータを着て、髪にも黄色のリボンを編みこむ。
毛先をゆるく巻いてみると、思ったよりも良かった。
痛バにペンラやピクチャータオル、ファンサうちわを入れて家を出た。


_東京駅にて。

「うわー、まさかここまで混んでたとは…」
駅はたくさんのリスナーで埋めつくされていた。
しばらく歩くと、
「あ、あの、」
「はい?」
「もしかして、みるさんですか?」
「そうです!みるです!」
「キャーーーー‼」
「ど、どうしました?推し見る前に喉枯らしません?大丈夫ですか?」
「す、すみません、あの、私、みるさんに会うの夢だったんです…!」
「そうなんですか⁉え、嬉しぃ‼_あの、もしかして、みずぴんく。さんですか?」
み「はい!知っててくれたんですか⁉」
「私もみずぴんく。さんに会うの夢だったんです!わぁ、いつもツイッターでかわいいなぁって思ってたけど、生で見るともっとかわいい…」
「そうですか⁉ありがとうございます!」
「じゃあ、また会場で!」
みずぴんく。さんは私のフォロワーさん。私もフォローしている。いわゆるFFだ。
改札口の近くまで来ると、瞳の中に不安げな光を揺らして立ち止まっている女の子がいた。小学生ぐらいだろうか。カバンについているるぅとくんの缶バを見つけてほっとけなくなった。
「どうしたの?」
「ひゃっ⁉」
「わ、ごめんね、びっくりさせちゃった。私はみるっていうんだけど、知ってるかな?」
「え⁉あのツイッターのみるさん⁉」
「うん、あのみるだよ! で、君は大丈夫そう?…じゃないね、誰か一緒に来てる人いる?」
「いません…1人で来ました、」
「えっすごい!ね、会場まで一緒に行かない?」
「いいんですか⁉ありがとうございます!」
「それじゃあれっつごー!」

「あの子がみるちゃん…かわいい…すごくかわいい…隣に居る子…許さない…」

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恋都璃(プロフ) - いちごきゃらめるふらっぺさん» 久しぶりに失礼します。「ぶんちよ」は私のサブ管理アカウントです。混乱(?)させてしまいすみませんでした。 (6月27日 16時) (レス) id: 3ad53c7349 (このIDを非表示/違反報告)
ぶんちよ(プロフ) - いちごきゃらめるふらっぺさん» コメントありがとうございます!素晴らしいなんて…言ってもらえた事ないのでとても嬉しいです!(ここだけの話、嬉しすぎて10分ぐらい悶絶してましたw)まさか、みずぴんく。ちゃんと同じお名前の方がいるとは!!これからも更新頑張らせて頂きます! (6月25日 16時) (レス) id: 8bd1c3956f (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめるふらっぺ - はじめましてこんにちは、いちごきゃらめるふらっぺです!なんですか、この素晴らしい小説は!← とっても面白いです!!更新頑張ってください!応援してます!(関係ない話なんですが、みずぴんく。ちゃんの本名と漢字は違うけど名前が同じでびっくりしました!w (6月25日 14時) (レス) @page14 id: ebb29e6938 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恋都璃 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年5月7日 18時

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