【銀魂】〜名前〜(神威)

第5話 ページ6

神威side







あの笑顔はずるいって……








あー俺ホントにあの子に一目惚れしたんだな……







強い奴にしか興味無かったのに。









あーもう、ホントにこれからどーしよう









Aの顔を毎日見れると思ったら
俺のニヤケは止まらなかった









阿伏兎「オイオイ団長ー、何ニヤニヤしてるんだ？そんなにあの子に惚れ込んじまったか？」









神威「……そうっぽい」









阿伏兎「全く……記憶喪失のあの子をこれからどうするんだ？」









神威「んー、とりあえず、記憶が戻るまでここにいさせよう。」









阿伏兎「撫養目に手ぇ出すんじゃねえぞ〜？年頃の女の子なんだからな？」









神威「わかってるよ、惚れた女の子には優しくするのは当たり前だろ？」









阿伏兎「心配でしかねぇ……」









貴方side









？「……やっぱ綺麗だな、お前。」









誰……？私に笑いかけるのは……









視界がぼやけて顔がわからない









？「ほら、こっち来いよ。桜、綺麗だぜ」









私に手を差し伸べる貴方は誰？









桜吹雪の中に消えていく……誰かの背中……









どこか懐かしい……









ねぇ、待って……









待って……









貴方は誰なの……？









私は、貴方の何なの……？









『待って！！！！』









必死に手を伸ばして飛び起きた所はベットの上









『夢……か……』









どこか懐かしい背中









どこか懐かしい声









どこか懐かしい、桜……









あれは一体……？

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