【銀魂】私が好きなのは…(沖田･土方)

第8話 ページ9

貴方side








あの日から、私と沖田君は仲良くなった…のかな？









彼が教室にいる事も増えた









その為、女子が黄色い歓声を上げながら
沖田君の周りを囲んでいる








私は神楽の席からそれを見ていた





神楽「クソサド、人気アルな。何であんなのがいいんだか。」









チッと舌打ちをしてる神楽を見て私は笑う









『沖田君そんな酷い人じゃないよ？笑』









神楽「それはAにだけアル。他の奴には暴言ばっかアルヨ」









『いやいやいや、私もよく雌豚とか言われるし！まぁ、神楽と沖田君が犬猿の仲ってのは知ってるけどさ笑』









神楽「にしてもわかりやすいアルな〜」









『？なにが？』









神楽「クソサドヨ。明らかAの事が好きアル！女子で話せるのAしかいないネ！」









『いやいやいや、神楽も話せるでしょ笑』









神楽「私女子として扱われてないヨ！逆にクソサドから女子扱いされたら吐くアル！！」









『それは言い過ぎ！笑』









総悟「オイ、クソチャイナ。銀八のヤローが呼んでやしたよ」









神楽「えー銀ちゃんアルかー、めんどいアル」









総悟「いいからさっさと行ってこい」






神楽はへーへーと面倒くさそうに職員室へ向かった









私は自分の席に戻る









隣の席に沖田君も座る









相変わらず女子がいっぱい居た









沖田君はチッと舌打ちして女子達を睨みつけた









女子達は皆怯えてそそくさと席に戻って行った







『もー、そんなんだから怖がられるんだよ。笑顔で接してあげないと、ね？モテ男〜』






からかい口調で言ったらデコピンが返ってきた








総悟「うるせぇ。好きな女以外に優しくする必要ねぇだろィ？」









『え！？好きな子いるの！？ホントに！？沖田君に！？』






総悟「いちゃ悪ぃかよ、ってかいつまでその呼び方するんでさァ？」







『え？じゃあなんて呼べばいいの？』






総悟「総悟。普通に呼び捨てで。」









『んー、わかったー、…あれ？私名前呼ばれた事あるっけ？……いつも雌豚とかだった気が……？』






総悟「…きっと気の所為でさァ。………A。これでいいだろィ…////」






そっぽを向いてしまった。けど、






耳まで真っ赤なのを見逃すわけがないじゃない？笑

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