塩分多めの君には糖分をpart2_S.Reo_

うざい ページ1

玲於side




俺があいつのこと気になるって隼に昨日言ったら隼その日にメンバーに広めやがった



まじありえねぇから



そしたらなんかみんなで俺とあいつをくっつけるの協力するからとか言ってるし


うざいなぁ
別にそんなもんいらないのに



今更俺があいつにどの面下げて付き合ってとか言えんだよって話なわけ







『ただいま〜！！！ジュース全然飲みたいのなくてさぁ、コンビニまでダッシュしたらコンビニに壱馬くんがいてね買ってくれたの！』


帰ってきたこの女
また壱馬？どんだけ壱馬出てくんの？


隼｢お、ぉおおおおおかえりA！｣

『た、ただいま』

メン｢お、遅かったんだねぇ！｣


メンバーあからさまに動揺しすぎだろ

これでバレたらどうしてくれんの


『まぁね、壱馬くんと喋ってたし…あっ、れおたんにはフルーツタルト買ってきてあげたよ！』

玲｢なんでフルーツタルト？｣

『え？れおたん甘いもの好きだし私も食べたいから。一口ちょーだい』

玲｢先食っていいよ｣

『やったー』



うれしそうにニコニコしながらタルト〜って言ってるこいつ

そしてニヤニヤしてる周りのメンバー

こいつにバレないように真ん中の指立てたらみんな慌てて違うことし始めた

笑える


『…れおたん』

玲｢なに｣

『どうやって食べよう？』

玲｢なにが、普通に食べれば？｣

『普通に食べていいの？だってそのさ…ね？関節キスなっちゃう/////』

玲｢自分で言って自分で照れんじゃねぇよ笑
いーよ別に気にしねぇし｣


気にしねぇしとか言ったけど嘘
ちょっとなんかむずかゆい

あぁーこいつ好きになる予定なんてなかったのになんなんだよ




なんかいつもより可愛く見えるし

めちゃくちゃいい匂いするし

今まで気づかなかったようなこと目に付いたり

俺おかしいわ





だってこいついないとそわそわするっつーか安心できねぇし




散々冷たくあしらってきたのに今になって好きとか

自分勝手も程々にしろって感じだよなこいつからしたら


もしかしたらこいつはもう俺のこと好きじゃないかもしんなくて壱馬が好きとかありえるよな









そんなの無理だわ

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