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登校途中、ずっと私の母を綺麗だ何だの1人で褒めまくるチーノを横目にしながら後悔する。
やっぱりこいつに家を知られたのはまずかったか。家に帰ったら質問攻めだぞこれは…
「どうしたそんな怖い顔して。可愛い顔が台無しやぞ」
『胡散くさっ』
そうして歩いているうちに学校に着き校舎へ入る。
自然と思い出してしまうのは、昨日の出来事。
元彼に会わないようにしよう…こういう時クラスが違うのは有り難い。
『…あれ』
「ん？」
『チーノって、私の元彼と同じクラスだったり…？』
「あぁ、そういやそうや」
見たことあるおもたけどクラス一緒やったわ〜、と他人事のように言うチーノ。
私は彼の腕を掴んで、ぐいっと顔を近付けて言った。
『私のせいでチーノがあいつに何かされたら言って。絶対』
「隠すとかそんな遠慮せんから大丈夫や。てか何？キスでもされるんか思たわ」
『迷惑はかけたくない。それだけ』
ぱっと手を離し、彼に背を向け私は自分のクラスへと歩き出す。
チーノは特に追いかけてくることも無かった。
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『マジであいつ意味分かんね〜！』
「昨日からチーノの話ばっかやな」
昼休み、気分を変えて弁当を食べるため嫌がるショッピを引きずって中庭まで連れてきた。
弁当を食べながら朝の出来事を話せばどうでも良さそうにおかずをつつくショッピ。
とは言いつつ何だかんだで聞いてくれるのだ。
「チーノにいつ家教えたん？」
『あー…昨日いろいろあって』
ついでに昨日の放課後、元彼にキレられたことも話せばショッピは眉をひそめる。
「やっぱそいつ頭おかしいやろ、ようそんな奴と今まで居れたな」
『でしょ、私も頭おかしいんだと思う』
「せやな」
『否定してよ』
むっとして、隣の紫色の弁当箱から卵焼きを取ってやった。
は？という顔のショッピに、へへ〜とニヤニヤしながら卵焼きを食べていると不意に手が伸びてきた。
そして私の口元を親指で拭うと、そのまま親指についたものをペロッと食べる。
「米粒ついとったで」
仕返しとでも言うように、ふっと鼻を鳴らして笑ったショッピ。
こいつ如きにでも、顔が赤くなっていくのが自分でも分かる。くそっ、イケメンめ…
何か言ってやろうと口を開いた時。
「ほんま仲ええなぁ、お前ら」
聞き覚えのある声に振り返れば、その明るい金髪が目に入った。
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るく(プロフ) - やばい好きぃー！ (2023年3月6日 16時) (
レス) @page23 id: 8ec024a659 (このIDを非表示/違反報告)
冷凍保存食品(プロフ) - はやくcnとくっついてイチャイチャしてるとこみたいンゴ。笑笑ゆっくりで大丈夫なんで更新頑張ってください！ (2021年7月6日 22時) (レス) id: 5ac8dc0a14 (このIDを非表示/違反報告)
シ - はぇー…あの3人とDDRで遊びたいンゴ。ww (2020年7月12日 23時) (レス) id: 86566bce55 (このIDを非表示/違反報告)
kurita(プロフ) - ここで次の話にもっていくなんて、読者をめっちゃ焦らしますやん...！！！ 最高ですわ！！！大好きです！ (2020年7月12日 8時) (レス) id: 07d2ad3294 (このIDを非表示/違反報告)
#私があめです(プロフ) - 直球ですみませんm(__)mいやもう語彙力皆無で…とりあえず好きです(真顔) (2020年7月10日 22時) (レス) id: 2f9884d86e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤月セレン
| 作成日時：2020年6月21日 2時
