恋(matori.h ページ5
初めてこの子を見た時、
他の女の子にはない、オーラと気迫を感じた
目をつぶりながら歩き、それでも堂々と歩く姿は
僕の目に打ち付けられた
なんて綺麗なんだろう
林「これは、やばいわ」
藤原「なんかいわはったーー?」
林「いや、なんでもないで」
大橋「おぉー?怪しいなぁー」
林「別になんでもええやろー!!」
きっと丈があの子を好きになることも
大橋があの子を気になることも
分かっていたけれど
それと同時に俺も、あの子に好意をいだいていた
きっとこの恋は叶わない
あの子は丈と話すときだけ、どこか幸せそうな顔をする
分かりきっていた
それでも、それでも、
君を追いかけちゃ、だめですか
叶わなくても、その笑顔を見て
君を、守りたいと思った
それだけでも、だめですか
『よろしくね、林くん』
そんなたった一言に心が震え、
そのことを顔に出さないように、
林「おう!」
と言った
きっといつか、真鳥って呼んでもらうんや
ふと2人が気になり後ろを振り向いた
『丈?』
『いるよね?』
藤原「おるよ」
藤原「どうしたん」
『怖く、なった』
藤原「手、繋いだるよ」
『ありがと』
うん
やっぱり
俺には叶いそうもない
丈、Aと呼び合う2人が、幸せそうで
手を繋いでる2人が、
羨ましくて
寂しさを紛らわすために
いつもよりたくさん大橋に絡んだ
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作者名:〇 x他1人 | 作成日時:2017年8月24日 7時