Beaming . (ページ6)

今日:1 hit、昨日:14 hit、合計:42,300 hit

. ページ6

.

狩「首？」
瑞「 … やば、」

火傷跡を見て目を丸くする皆。

そんなにやばい？
火傷って放置すると死ぬ！？

「えっそんなに？結構赤い？」
瑞「うん、赤いし割と目立つ、かも」
「どうしよ作ちゃん〜」

髙「作間ァ！！？お前がやったのか！！」
作「えぇ！？俺じゃないって！」

橋「 … A 、絆創膏か何か貼ろ」
「？ありがと、」

荒ぶっているゆうぴと焦る瑞稀くん。
顔が怖い猪狩と何故か悲しげな涼くん。

何をそんなに大袈裟なと思っている私と作ちゃん。

異様な空気に流されて慌てて鞄から絆創膏を出し
貼ってくださいと涼くんに手渡した。

髙「ソイツ、だいぶヤバいよね」
「そいつ？って？」

狩「それつけた奴だろ」
「それつけた奴 … ？」

まずい。どんどん話が見えなくなってきた。

髙「キスマークつけた奴って事」

ボソリとそう言った優斗。
時が止まったかのようにシンとする室内。

きすまーく？

「はあぁ！？ちっがうよ！！」
髙「いやどう見たってその首のやつさぁ！」

「火傷だもん！ばか！変態！」

髙「えっコレ俺が悪いのォ！？」
狩「確かに言い出したの優斗だからね」
瑞「焦った〜だよな！」

まさかそんな物に間違われてたなんて。
やっと皆のリアクションに納得がいった。

「もうーそんな訳ないのに。… 涼くん？」
橋「良かった、まじ、俺」
「ん？」

橋「 … 思ってたより全然心狭い」

.