治崎廻に成ってヒーローを目指す【ヒロアカ】

掃除二回目 ページ4

『…あぁ…俺がそうですが？(ﾆｺｯ)』

引子｢あ、あのね…無理にじゃないけど、私達の家族になってくれないかな…？｣

『…家族にはなれないです。俺は治崎廻なので(＾ω＾)ﾆｺﾆｺ』

引子｢そっ、そっか…( ´･ω･`)｣

う、うわぁぁぁ！そんな顔しないで！！

『…ですが、良ければ、一緒に住まわせてください。』

引子｢う、うん！いいよ！いいよ！*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*｣

眩しいっ！

引子｢じゃあ、私は必要な書類書いてくるねっ！｣

『…はい』

荷造り中…

先生｢…大丈夫！廻くんは人見知りだけど、根はすごくいい人だからね！この本いつも読んでたでしょ？あげる！｣

『…あぁ』

先生から本を受け取る。この本で知ったことは、個性の起源はネズミのウイルスだということだ。

汚い。つまりは病人ってことだろ…。触られるなんて蕁麻疹が出る。

ネズミのウイルスだぞ？それを知ってから、マスクや手袋が手放せなくなった。

引子｢終わったよ廻くん！｣

『…はい。』

引子｢私は、緑谷引子！個性は、物を引き付けたりできるの！か、家族になるんだから敬語とか止めても良いよ？｣

『…そうか。分かった。( ˙-˙ )ｽﾝｯ』

引子｢手とかはっ！｣

『繋がない。』

引子｢そっ、そっか…( ´･ω･`)｣

『消毒と手袋を…しろ』

引子｢え？うん｣

『…個性を持っているやつに触られると、蕁麻疹がでるからな。』

引子｢そっそっか…は、はいっ｣

『ああ』

引子｢…(出久と仲良く出来るかしら…？)｣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ｶﾞﾁｬ…

引子｢出久？｣

出久｢だれ…？｣

引子｢今日から一緒に住む治崎廻くんよ。｣

出久｢どうせぼくが無個性だからって馬鹿にするでしょ？かっちゃんみたいに｣

『お前、無個性なのか？』

引子｢…！廻くん…！？｣

『…此奴と話がしたい。2人にしてくれないか？』

引子｢…分かったわ。あまり出久に酷い事言わないでね｣

ｶﾞﾁｬ…

『緑谷出久といったな。』

出久｢ひっ…！｣

『もう一度だけ聞く。お前は無個性なのか？』

出久｢…うん…さっきはひどい事言ってごめんね…でも、僕は、無個性でね、かっちゃん…えっと…僕の幼なじみには出久の字をデクって(´•ω•̥｀)｣

『…デク？』

出久｢デクって、出来損ないとかのこと言うんでしょ？｣

『…木偶の坊の事か。』

出久｢……だか
ら、羨ましくて…｣


『お前は個性の起源を知っているか？』

出久｢ううん知らない｣

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