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ラ「俺らが嫌いになる訳ないから。絶対そんなことない。俺らのこと信じてくれる？」
不安げで、でも真っ直ぐな目が全員から向けられる。ああそうだったと、ここまで来て気付けなかったことに心底悔いた。
得体の知れない黒い影に襲われそうになった時、不安で立ち止まった時、彼らは必ずこちらを見てくれていた。他のものは見えないように視線を合わせて。
無理強いはしない。でも固く締め付けた結び目なんて最初から無かったみたいに引きちぎって、その度に笑う。
『もう大丈夫だよ』って言う彼らを、ちゃんと心の底から信じていたはずだったのに。
「…ごめんなさい」
佐「Aちゃんが謝ることじゃ、」
「…いや、そうじゃなくて、…ご、誤解というか…信じてたつもりだったんですけど…ごめんなさい、」
宮「謝んないで。俺らこそごめん。酷いことしてAちゃん泣かせて」
いつもは頼れる大きな9人も、何故か今はひどく小さく見えた。
「…でも、」
『？』
「…良かった、です、…嫌われてなくて、」
もう彼らの言葉が聞けただけで、身体のタンクに栄養が溢れていくみたいだった。空っぽだった。嫌われることに慣れて、独りで居ることに慣れていたと思っていたのに。
いつの間にか"独りじゃないこと"に、慣れていて。
だから傷つきやすくもなったのかもしれない。
毎日彼らからの言葉を貰って、並々に溢れていたタンクが一瞬で空っぽになるくらい。
でも、それでもいい。今は。
信じられる人がいることが、どれだけ支えになるか。
岩「…怒んないの？」
「…危険になるかもしれないから、やってくれたんでしょ、？ありがとう、」
目を見てお礼を言えるくらいには、強くもなれたはずだから。
目「…俺らもありがと。見放さないでくれて」
「…それは…こちらこそ、…」
嫌わないで、見放さないでいてくれたのは、君たちの方だよ。
一緒に帰る道で彼らの背中を見てるだけで、泣きそうになったことは秘密の話。
(※皆様いつもお越し頂き誠にありがとうございます！薄荷です。
更新大変遅くなり申し訳ありません…)
(完結まであと少しという所でなかなかヘビーな展開にしてしまってちょっと大丈夫かな？と思ったりしてます←)
(いつも本当にありがとうございます！今後とも少しずつですが進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします)
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薄荷(プロフ) - みおさん» お返事遅くなり申し訳ありません…bio欄やプロフカード等確認して下さった上でもし許可されていないとなるとやはりどこか当てはまらない部分があるということだと思います…心苦しい所ですが本当に申し訳ありません…また何かありましたらご連絡くださればと思います。 (7月18日 1時) (
レス) id: a41569d7f5 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 薄荷さん» ご返信ありがとうございます。なるほど…。一応確認して見ましたm(_ _)m薄荷さんのプロフを確認して大丈夫な様に色々とやってみましたがいかがでしょうか？もう一度フォローリクしてみますがダメだったら諦めます( ；∀；) (7月11日 13時) (レス) id: 09dfc95e88 (このIDを非表示/違反報告)
薄荷(プロフ) - みおさん» コメントありがとうございます！Twitterですがフォローリクエストは定期的にチェックしていますのでもし許可がいかないということであればフォロー条件に当てはまらない箇所がある可能性があります…今一度プロフカード等チェックして下されば幸いです。 (7月11日 11時) (レス) id: a41569d7f5 (このIDを非表示/違反報告)
薄荷(プロフ) - amanonさん» いつもコメント本当にありがとうございます( ﾉД`)そのお言葉本当に嬉しいです…！是非とも何回も読んでやってください！！またお気軽に遊びに来てくださいね☺️ (7月11日 11時) (レス) id: a41569d7f5 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 宜しければ承認を宜しくお願い致します😌ちなみにTwitterアカウントは柚胡と申します。宜しくお願い致します😌 (6月23日 22時) (レス) id: 09dfc95e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薄荷
| 作成日時：2022年9月28日 10時
