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「…えっ、いやいや！いいよ！大丈夫っ、」
阿「こんな時間にあんな所に置いて行けないでしょ、俺が大丈夫じゃないの」
そんな押し問答を繰り返しながら、結局お招きいただいた阿部くんのお家。
「…お家の方は…？」
阿「今日うちも遅いから、笑
こっちね」
「…お、お邪魔します…、」
阿「今お茶入れるから先休んでて」
「あっ、お構いなく…、」
阿部くんのお家はなかなかに大きくて、そこの2階が彼の部屋らしい。部屋に入ると、さすがというくらい棚は参考書や難しそうな本で溢れていた。でも洋服やオーディオや、男子高校生っぽいものも沢山並んでいてなんだか新鮮。
阿「なに、そんな見ないで、笑」
「…あ、ごめん、なんか、男の子の部屋ってこんな感じなんだ、と思って、」
阿部くんはお茶とお菓子が乗ったお盆を手に部屋に入ってきた。いやいやここまで気遣いしてくれる人を誰がヤンキーだと思うのか。参考書読むヤンキー……とは。
阿「まぁ普通だよ 笑」
「…普通……、」
阿「初めての男の部屋なの？」
「うん…だからなんか珍しくて…、ごめん、まじまじと…、」
そもそも、友達の家に行くこと自体1,2回くらいしかなかった気がする。家に招いたことだってみんなが初めてだったし、そこまで深く仲良くなれた人が今までいなかったのかな。
阿「…なんか嬉しい、」
「ん？」
阿「…、これそこに新しく出来たお店のクッキーだから良かったら食べて？」
「え、あ、ありがと、」
聞き取れない言葉を阿部くんは2回言うことはなくて、その後しばらくお話した。そのついでに、気になってたことも聞いてみる。
「…阿部くんは、」
阿「うん？」
「…その、なんでヤンキーっていうか、そういう喧嘩とかするようになった、の？」
この参考書の棚を見る限り、やっぱり阿部くんがあれだけ喧嘩をする人だとは信じ難い。いやもう何回も見てるんだけども。
阿「んー、俺も勉強ばっかであんまり人と関わるの好きじゃなかったから…佐久間のお陰かな」
「佐久間くん、」
阿「佐久間に紹介してもらって。友達と居るのってこんなに楽しいんだって思ったよ 笑
喧嘩とかは気付いたら出来てたしね」
……喧嘩が気付いたら出来てたのが未知すぎてそこから思考が動けません。
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薄荷(プロフ) - namanaさん» お返事大変遅くなり申し訳ありません…！見返したら返信されていなくて今気付きました…本当に申し訳ないです…暖かいお言葉いつも本当にありがとうございます！！期待してくださってたのですね！嬉しいです✨またいつでもいらしてくださいね！(;_;) (2023年2月4日 14時) (
レス) id: a41569d7f5 (このIDを非表示/違反報告)
薄荷(プロフ) - ゆーさん» ありがとうございます。お手数お掛けして申し訳ありません…また何かありましたらお知らせくださいね。 (2022年9月16日 18時) (レス) id: a41569d7f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 分かりました、もう一度読みなおします！ (2022年9月16日 13時) (レス) id: 45f6799fa1 (このIDを非表示/違反報告)
薄荷(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます。許可が下りてないということでしたので、表記などに不足がある可能性があります。申し訳ありませんが今一度確認して頂けたらと思います。 (2022年9月16日 13時) (レス) id: a41569d7f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - twitterフォローさせていただいていますが、フォロー許可が下りていません。プロフも読みました。条件をまだ満たしていないところがあるのでしょうか？教えていただきたいです…お願いします。 (2022年9月16日 10時) (レス) id: 45f6799fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薄荷
| 作成日時：2022年7月9日 16時
