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「ありがとう、ございます。ありがとうございます、ありがとうございます。嬉しい、です、嬉しい。ありがとうございます、ありがとうございますありがとうございます」
「はは、魔法少女としてのプライドとかないん？あー、もう仲間には見捨てられたんやっけ。かわいそー」
「っぁ"、ぃ”だ、あ"あ"あっ、が、」
「馬鹿なAちゃんにええこと教えてあげようか。まずなぁ、逃げられへんように拘束した状態で被験体に電流を流すやろ？コレを何度か繰り返す。それから逃げられる状態で電流を流してもソイツはなぜか逃げようとせぇへんのやって。これを学習された無気力って言うんやけど、まあもう手遅れなお前には関係ないかもしれへんな」
「ぁ、嬉しい、嬉しいです。幸せ、幸せありがとうございます。ありがとうございますありがとうございます、ぁ"、うれじっ、ぁ、か"、ありゃとございま」
「へぇ、じゃあもう魔法少女やめる？」
「や"め"、ま''ず、あ"。やめ"る！やめる、やめる、やめます、い'、やめ！」
汚ねぇ感情だ。その上酷く重苦しい。
その癖ソレを高尚な何かであると勘違いしているロボロは相当タチが悪いのであろう。
そしてそんなロボロに抵抗する術すらないお前は死ぬほど惨めである。
「馬鹿の割にはちゃんと頭使えとるなぁ、偉いでーAちゃん！どうすれば生きていけるか分かるようになっとるね。じゃあ、いい子なAちゃんなら、コレ、きちんと自分で壊せるよなぁ？」
無駄に肌触りのいい高価そうな生地で繕われたジャケットの内ポケットから、ロボロが小さなコンパクトを取り出した。ダイヤモンドカットされたピンク色の石のあしらわれた、つるりと磨き上げられたピンク地のコンパクト。縁は金色で飾られており、リボンをあつらえた真鍮を押し込むとパチリと音を立てて開く。丸くて可愛らしい鏡に虹色に光る魔法石。Aの瞳を彷彿とさせるそのコンパクトは正に魔法少女の命と言っても過言ではないような、ロボロに今まで奪われてしまっていたAの変身用コンパクトだった。
「この魔法石の部分、衝撃には強いけど圧力には弱いんよ。んふふ、無駄に洒落込んで履いとったヒールが役に立ったなぁ、踏めや。ほーら。はーやーくー」
きっと今。今ならロボロの手から返されたこのコンパクトを使って変身すればロボロを倒すことはできなくとも仲間の元に逃げ込むことくらいならできるのではないか。
それを許すほど、ロボロの気持ちは軽くはないが。
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雨蛙躑躅(プロフ) - 本当に申し訳ございません。夢やn.m.m.nが地雷なd!ファンの方、ご本人様の目には何がなんでも届いて不快な思いをさせたくありませんので、検索よけのないコメントが続くようでしたら作品の削除かパス掛けを行わさせていただきます。伏字と検索避けをお願いいたします。 (3月27日 21時) (
レス) id: 41dac67fa3 (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙躑躅(プロフ) - 検索避けのされていないコメントは消させていただきます。コメントは本当に有り難いですし、嬉しい限りなのですが、冒頭でも「検索避け、伏字」をお願いしていますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。他のファンの方々にとっては不快な作品であると思うので。 (3月27日 7時) (レス) id: 41dac67fa3 (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙躑躅(プロフ) - りんさん» 作品の名前、バッチリ記憶いたしました！！百合だなんて…作者の大好物です！！ぜひ読まさせていただきますね☺️。コメントありがとうございました！ (3月26日 17時) (レス) id: 41dac67fa3 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - そうなんですね！、不快にはなっていないので大丈夫です！こちらこそ不快にさせてしまったらごめんなさい！その漫画の主人公がベーゼちゃんっていうので結構似てる？点があるので読んでみてください！百合要素ががあるので注意ですが、、作品自体は面白いですよ！！ (3月26日 17時) (レス) id: 2413c05759 (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙躑躅(プロフ) - 他作品のお名前を出すのは避けていただきたいです。伏字をよろしくお願いいたします。読んでくださる皆様、いつも本当にありがとうございます。実況者様に限らず他業界の方の目にも触れづらいよう、伏字を使ってくださるようお願いいたします🙇。雨蛙でした。 (3月26日 16時) (レス) id: 41dac67fa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨蛙 | 作成日時：2024年3月21日 21時
