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きゅう ページ9

モブ4「や、やべぇぞ!!命綱が教官の首に!!」
モブ5「落下した作業員気絶してんじゃね?」
モブ6「屋根に登って綱を切るしか…」
モブ7「そんな時間ないし、また踏み外したらどーすんだよ‼」

周りが騒ぐ中、6人は冷静だった。

伊「おい…お前ら…やる事はわかってるよな?」
松「拳銃…」
萩「弾…」
降「射撃…」
伊「俺は土台…」
諸「じゃあオレは土台の上のつっかえ棒かな」
『私は保健師さんと救命措置!』

伊「おうよ!んじゃあ野郎ども…行くぞ!!」

班長が土台となり、ヒロがその上に乗って教官を支える。


降「どれくらいか?」
松「あん?」
降「その拳銃を組み立てるのにどれくらいの時間がかかる?」
松「そうだなぁ…大体…ワンラウンドだ!」
降「ワンラウンド?3分…そんなに?」
松「あぁ、拳銃を組み立てるだけなら30秒もかからねぇが…元々故障してた上に、試射無しで正確に弾を発射できる精度が必要になる…」
「あのロープを、パツキン大先生に一発で仕留めてもらわなきゃならねぇからな…」
「今、萩原が見つけてくるであろう弾丸を込めて…」


松「クソッ!まだどっか引っかかってやがる…」

降「焦ることはない…人間は首が締まれば、約一分で呼吸中枢の機能が停止するが、その後数分は心臓が動いていて、たとえ心肺停止しても3分以内に救命処置を施せば脳に障害を残さずに助けられる可能性は十分にある…」

萩「行くぜ降谷ちゃん‼受け取りな!!」
松「こっちも受け取れ、完璧な拳銃だ!!」


松「はずしたらぶっ殺すぞ…ゼロ!」

松田が頷いたのを見て、降谷は拳銃を構える。
そして…

弾は見事に綱を撃ち抜いた

教「ブハッ」

『教官!大丈夫ですか?水飲んでください!』

この様子を見ていた生徒たちは、歓声を上げ、伊達班はふぅ…と息をついた。

Aside
教官の首が締まってしまった。
多分ゼロが撃ち抜いてくれるだろうから、私はやれることをしっかりやらなくちゃ!

『そこの男子!!』
モブ7「え、俺?」
『そうそう!!私は保健師さんと救命措置持ってくるから、そこの自販機で水買っといて!!』
モブ7「あ、あぁ」
『じゃあお願いね!!』

私は長い廊下を全力で走り、保健師さんの元へ向かった。

『保健師さあぁぁぁぁぁん!!教官がぁぁぁぁぁぁぁ!!助けてくださぁぁぁぁぁぁぁい!』
…保健師さんが少し引いていた気がするが、気にしない気にしない

話を聞いた保健師さんは、すぐに行くと対応してくれた

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設定タグ:名探偵コナン , 警察学校組 , 松田陣平   
作品ジャンル:恋愛
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わたあめ(プロフ) - ナッツさん» オチは松田さんにできるよう頑張ります! (4月7日 0時) (レス) id: c6b4e8c529 (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ - 夢主ちゃんに彼氏がいるんですね!びっくりしました!話の展開が気になります! (3月30日 10時) (レス) @page12 id: a7119a07e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたあめ | 作成日時:2024年2月9日 9時

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