最後に笑ったのは、いつでしょう。《Mizuki.I》

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｢ふぁ〜、、、 ねっむ、、、｣


結局昨日は0時近くまでカラオケにいた。



私は基本的にバラード歌うんだけど

理沙はノリノリアゲアゲな曲ばかり。



私が歌おうとすると

｢え〜なにこれ静かすぎてつまんな〜いwww｣

と、毎度毎度文句を言う。




だからいつも終わりの方は理沙だけずっと歌ってて
私はタンバリン係。


なーんにも楽しくない。








｢...なのに寝不足とかやってられないよね〜...｣






独り言のつもりだったのに







井｢なら嫌だって言えば？｣







また出た、井上瑞稀。







｢...なんの話？(笑)｣






井｢いっつも柚月さんって理沙さんにくっついてるだけだよね。それって楽しいの？｣





あんまり関わったことないはずなのに
ズバズバ言うのねこの人、、、





｢そ、そんなことないよ。
理沙とってもいい子だし、私は好きだよ。｣





井｢そうやって一生友達ごっこしてると、
いつか痛い目見るよ。｣







いつもみたいに流せる言葉だったのに、



井上くんの言葉は妙に重く響いた。

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