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79日目 ページ29

そのあとは学校の話とかいろんな話をして駅に戻ってきた。


「今もう6時だから2時間も歩いてたんだね」


『痩せるわー笑』


「無理だな笑」


『痩せようと思えばすぐ痩せられるし!」


「はいはい笑

ほら改札着いたよ」



『うん、わざわざ改札までありがとうね』



「当たり前だろ笑

気をつけて帰れよ」



そういって私の頭をわしゃわしゃする



最後まで心臓がうるさいよ…



『ありがとう

今日すっごく楽しかった!またね!』


そう笑ってみせると


おう、とグクも笑ってくれる。



改札を通り少し歩いたところで後ろを振り向くと


まだグクは同じ場所にいて、手を振ってくれた。




ホームに続く階段を降りる前にもう一度だけ振り向いてみる。



この駅自体使う人が少ないからここまで歩いてもグクがよく見える。



嫌な顔ひとつせずまた笑って手を振ってくれたグクに私も大きく手を振り返す。



階段を降り、なんとなくホームの一番端に向かう。



すると突然なる着信音。


【정국】



『もしもし?』



「もしもし?電車わかる?」



『わかるよ笑ちゃんと調べた笑』



「よかった笑

これから塾なんだけどそれまで時間あるから電話してよう」



『ありがとう


今日、本当にありがとうね!すっごく楽しかったよ』



「俺もだよ。ありがとな!」



ホームの端につくと踏切が見えた。


それに気づいたのとほぼ同時くらいに電話の向こうでも踏切警報機の音が聞こえる。



『踏切?』



「あーそうそう。今踏切のところいる」



『私今ホームの一番端いるから踏切見えるよ』



「じゃあまた会えるかもな笑」




踏切警報機の音が止んで踏切があき、いっせいに人が渡る。



『あ、いた。』



「俺も見つけた。」



携帯を耳に当てて微笑みながら手を振ってるグクがいた。



電話は繋がっていて話せるのに

なぜかこの時はお互い何も話さず目を合わせたまま

手を振ってるだけだった。

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設定タグ:BTS防弾少年団 , グクジョングク , テテジミン   
作品ジャンル:恋愛
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るんるん(プロフ) - ミアさん» コメントありがとうございます!すぐ更新します!遅くてすみません! (2018年5月29日 17時) (レス) id: 6e62cea591 (このIDを非表示/違反報告)
るんるん(プロフ) - シユンさん» コメントありがとうございます!遅くてすみません!すぐ更新します! (2018年5月29日 17時) (レス) id: 6e62cea591 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 早く続きお願いします (2018年5月29日 16時) (レス) id: 1119a32057 (このIDを非表示/違反報告)
シユン(プロフ) - 更新待ってます! (2018年5月28日 23時) (レス) id: da17fe9160 (このIDを非表示/違反報告)
るんるん(プロフ) - 、さん» すみません!まだ分かってないことが多くて…すぐ外します! (2018年1月7日 22時) (レス) id: 6e62cea591 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るんるん | 作成日時:2017年11月12日 0時

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