1日はあなたから始まる 【2】

67日目 ページ17

そのあとお肉を食べながらまわって、


タピオカ飲んだり


お祭りを楽しんだ



でも…




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「A、タピオカ何味にした？」



『いちごみるく！』



「ちょっとちょーだい！」



『いいよー、けど私口つけ…「ん！おいし！ありがと！」え！？あ、ううん全然！』



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てなことがたびたび。



いくら好きじゃないといっても


イケメンにこんなことされたらさ。ね？ドキドキするでしょ？




こんなことグクにされるの初めてだし



ていうか一緒にお祭りなんてはじめてだし



なんか心臓がうるさい。







「1周まわったね」



『そうだね』



「もうばいばいしなきゃね」



『ばいばいだね』



「あーーまだ一緒ににいたかったけど。」



『こら。そういうことをすぐ言うのはダメー笑』



「俺こういうことたくさん言ってた？」



『言ってたっていうかやってたっていうか…』



「じゃあそれはAだからだよ」



『え…』



「俺A以外の女子の前でこんなキャラじゃない」



『…』



グクの顔が真剣になった



「A、ありがとうね！まわるのつきあってくれて！」



『あいや、こちらこそありがとう』



いきなりいつものテンションに変わったから返事がぎこちなくなってしまう



「ミナさん待ってるだろうし、ここで解散にしようか」



『そうだね』



「ミナさんと待ち合わせてる場所とかある？」



『入口の近くにいるってさっきLINEきてた』



「じゃあそこまで一緒に行こうか」



『あ、いやグクもお友達…』



「いや、俺の友達もそのへんにいるっていってたから。ね？いこ」



『うん…ありがとうね』







もともとその場から入口は遠くなかったからすぐついた






『あ、ミナいた』



ミナがすこしひかえめに手を振っていた



「あ、ほんとだ


A本当にありがとうね！」



『ううん！こちらこそ！ありがとう！』


やっとこっちも普通のテンション返事できるようになってきた


「おう！ばいばい！」



『ばいばい！』









『ミナァァァァァァ』



「おかえり」



『ごめんね！ミナ！』



「いーよいーよ30分くらいだし」



『ごめんーーー！』



「いいって、楽しかった？」



『楽しすぎた』


「ん笑ならよかった

ほら、案内してよ、私まだお腹空いてるから」


『うん！！』


ミナだいすき。

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