10日目 ページ10
『んーーやっとついた！』
｢ついたねー！いこ！｣
『あ、はやいってのユリ！』
ちゃんと、クラスにも友達いるからね、笑
大きな公園でクラスごとにゲームをするらしい。
んでそのあとご飯で、終わったらホテルにいく。
｢あ、5組だぁ！はやいなー｣
『え？』
5組がすでにゲームをする準備をしていた
あれ？このひっろいはらっぱで全クラスゲームするの？
これずっとグク見てられるってことかな？
『なんでぇぇぇ。』
｢え？どしたの？｣
グクを見てられるかと思いきや、5組を通り過ぎ一番奥へ…。
端と端だよ…。
『いや…？なんでもない…』
｢私達、班一緒だよね！ゲーム！｣
『あ、そうそう！行こっか』
｢うん！｣
この行事じたい、クラスの親睦を深めることが目的
だから、クラスや班で協力してやるゲームとか、
友達とコミュニケーションをとりながらするゲーム
が多かった。
『はぁ。帰りたい』
｢帰りたいの？｣
『えっ！？あ、あぁ。うん。もともとこういう行事、好きなわけじゃなかったしね』
｢そーなんだぁ。楽しいのにー。｣
遠いなりにグクの姿を探していた
長身だから見つけやすい。
『うわっ、いーなぁ。』
あの女の子、手握っちゃってるじゃん。
まぁゲームだから仕方ないけどさぁ。
｢じゃあ、これからお昼にします。お昼の場所に移動するのでそれぞれの班のインストラクターについてきてください｣
やっとお昼かぁ。
｢お昼だね！！一緒にたべよう！！｣
『うん！もちろん！』
少し歩くと一足先にお昼の時間になっていたクラスの子達がいるところについた。
｢はいこれ。Aのぶんのお弁当！そこで配ってたから一緒にもってきた！｣
『ありがとう！』
｢いーえー、どこで食べる？｣
『あ、んー、あの辺でいいんじゃん？』
周りにほかのクラスの子がいるがスペースは充分に空いてるところを指さした
｢おっけー！｣
こんなときでもグクの姿を探している自分がいた
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作者名：るんるん | 作成日時：2017年5月2日 0時
