1日はあなたから始まる (ページ49)

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49日目ページ49

結局3時間しか寝れなかった…

ま、できあがったしよかったぁ

「あんたが夜中まで勉強ってめずらしいね」

駐輪場で自転車を置きながら話してくるミナ

『あミナ。まぁね笑がんばっちゃった』

「チョンジョングク？」

『えなんで？』

「そんくらいのことがないとあんた勉強しなくない？」

『あ、まぁ笑』

「まぁチョンと勉強になんの関係があんのかは知らんけど」

『現代社会のまとめノートみせるの』

「は？あいついつも寝てるんだよ？」

『言ってたから知ってるよ笑』

「あんた現社はノートがんばってきっちりとってるのに

寝ててノートとってないやつに見せるの？」

『んーだよね、おかしいとおもうけど

グクには赤点とらないでほしいなーとか

助けたいなーとか思っちゃうんだよね』

「あっそ」

『うん笑

じゃ、荷物置いたら5組みいくわ』

「りょー」

いつもだったらすぐ荷物おいてミナと一緒に行くけど

今日はグクに会いに行くんだから

ちゃんと服とか整えないとね！

ってなに意識してんだぁ。

好き…じゃないのに…

とりあえず行こ

『ミナー』

「おーう」

『どーやって渡そ』

「私が渡そうか？」

『それはだめ！！』

「あそ」

『あ、ロッカーいった。

行ってくるわ』

ロッカーは教室の壁にそって、廊下においてある。

ひとりでロッカー行ったし、今なら少し話せると思う

『グク？』

「あ、おーう！」

『これ、まとめノート！』

「え！！1晩で終わらせたの？？」

『グクが塾行ってる間とかにもちょいちょい笑』

「ごめんな、俺が寝てるのが悪いのに」

『ううん！私が勝手にしたお節介だから笑』

「お前優しいなほんと」

『知ってます笑』

「ぷっ笑

ほんとありがとな」

『ううん！笑いーえ笑

じゃーね』

「おう笑」

電話ではあんなたくさん話してるのに

直接話すってなるとまだ緊張するな