1日はあなたから始まる (ページ32)

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32日目ページ32

いまプリクラの落書きをしてるんだけど…

｢んー！これいいね！

やっぱりこのプリ携帯に送信しよーっと｣

『やめてよ！はずかしい！』

あのハグのプリクラを見ながらテンション上がってるキムテヒョン。

｢いいじゃぁん！Aかっわいぃ♡｣

『はぁぁ！？思ってもないことをペラペラと…

ほら、もう終わりー。』

｢思ってるって！

もぉなんでよぉぉぉぉぉ｣

女慣れしてやがるなこいつ。

プリクラの印刷を終えて、プリ機をはなれた

『あ、あのぬいぐるみかっわいぃ！』

UFOキャッチャーでかわいいライオンのぬいぐるみ

を見つけて思わず大きい声を出してしまった。

｢ライオン好きなの！？俺も好き！｣

『いや…ただデザインがかわいかったから…笑』

｢なんだ笑ちょっとあれやってみてもいい？｣

『もちろん！』

小学生のような笑顔で近づきワクワクしながら

一匹のライオンに狙いを定めるテテ。

かわいいな。相当好きなんだろーな、ライオン。

｢えっと…ここが…あっ…そうこっちこっち…｣

なんて独り言いいながらボタンで操作している

｢ほっ！｣

ｶﾞﾀﾝｯ

｢おっとれたぁ！｣

『え。1発でとれた！？』

｢1発だよぉ笑見てなかったの？笑｣

『いや見てたけどさ！』

｢1発だったでしょ？笑｣

『うん笑すごいな

私なんて2000円かけても取れないよ…。

よかったね！ライオンとれて！』

｢ん。はい。｣

と言ってライオンのぬいぐるみを私の目の前に差し出すテテ

『はい？』

｢あげる。これ。｣

『えっライオン好きなんでしょ？』

｢うん！けど、これはAのためにとったの！｣

『えっ、じゃあ…いただくね笑ありがとう笑』

｢いーえ！笑｣

『ご飯たべにいこっか笑』

まぁまぁ大きいぬいぐるみだから

抱えながら歩き始める

でも全然邪魔なんかじゃなくて、逆にうれしかった