1日はあなたから始まる (ページ17)

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17日目ページ17

[ミナー！おはよ！バスのった？]

ミナ[おはよおはよ。のったよ]

[私ものった！]

ミナ[眠い、だるい、帰りたい]

[それな。あ、そう聞いて。]

ミナ[なに。]

[せっかくグクとLINEしてたのに私が先に寝ちゃったの。]

ミナ[はいどんまーい]

[しかもバスの中で寝るみたいだから、LINE浮上してこないの。]

ミナ[お前も寝とけ。]

[そうするわ]

ミナ[そうするのかよ]

[おやすみ]

寝ちゃえばあっという間に着くだろうと思い寝ることにした。

我ながらよく寝る人間だと思う。

『わっ。ほんとに着いてる。』

｢おーはよ｣

『わっユリ、ごめんね、ずっと寝てた』

｢ううん！バス降りよっか！うちのクラス最後みたいだよ｣

『あまじで！おりる！』

てことはグクからLINEきてる？？

ミナとは一緒に帰る約束してるから待ってくれてるはず

｢じゃーこれで解散だけどお前ら寄り道すんなよー。まっすぐ帰れー。｣

なんて先生の声でやっと解散。

行きとちがって、学校じゃなくて家から遠いところでの解散だったから電車で帰らなきゃならない。

ほんとに何も無い宿泊行事だったわ。

まだ先生がうじゃうじゃいるからここで携帯開くのは危険すぎる。

てことでミナと合流して電車にのってから見ることにした。

｢Aー｣

『おっ！ごめんね！』

｢ううん、行こー｣

『うん！』

携帯見るのが楽しみで仕方なかった。