1日はあなたから始まる (ページ16)

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16日目ページ16

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『んっ。はぁ。おはよ』

｢おはよー｣

｢おっはー｣

｢おはーー｣

アラームの音でみんな一斉に動き出す

起床時間よりも30分早い6時にアラームがなった。

女の子は準備に時間かかるからね。

天然パーマなのと寝癖がまじって大変なことになってる髪の毛を直そうと洗面所にいく。

『わっ。』

30分も起床時間より早いのにも関わらず洗面所は人が並ぶほどいた。

なんとか空いてるところを見つけ整える。

もういろんなひとのコテのコンセントがささってて

自分のが使えなさそうだったから、前にいた仲いい

子に借りた。

｢ゆっくりでいいからね｣

『うんありがとう！』

｢夜何してたー？｣

『えーなんも笑
寝ちゃったんだよねー。せっかくトークしてたのに。』

｢え？誰の話？｣

『あいやいや。なんでもないこっちの話ー笑』

｢えぇー？笑｣

『あ、これありがとうね！またね』

｢あ、うんいーえー！｣

髪の毛は短い方だからすぐ終わる。

今日はこの後もー帰るだけ。

ここまでくるのほんとにこの行事の意味を問いただしたくなる。

まぁ帰れるからいいんだけどさ。

部屋に戻ると携帯を先に確認する。

グク[おいー笑]

[その時間は俺爆睡してたぞー笑]

おっ来てる来てる。

謝るべきなんだけどまたまた口角があがってくる

[ごめんね！おはよ！]

グク[笑笑おはよ笑]

はぁぁ。おはよの一言だけでこんなにかっこいい人はいい。

顔も合わせてないのに。

[帰るだけだね！]

グク[そうだね！帰りたかったの？笑]

[んーまぁね笑]

グク[そっか笑]

[バスの中だと寝ると思うから下りたら連絡する！]

バスの中はLINEできないのか、なんて残念がりながらも帰る準備を始めた。

ならバスの中ではミナへの報告だな。