17 ページ40
私はソクミンくんのことが好きなんだ
そう思い始めると人間不思議なもので、自動で恋愛フィルターがかかるのだ
「Aちゃんここついてるよ？」
「え？」
「ほら……ね？」
「あ、う、うん、ありがとう」
今だって、いつの間にか口元に付いていたハンバーガーのソースを取ってくれたソクミンくんにときめいちゃって仕方がない
前の私なら「ありがとー」って返せたはずなのに
今は目すら合わせられない
「Aちゃん？何かあったの？」
荷造りをしているソクミンくん。
そっか、もう明日は帰る日だもんね
明日帰ったらソクミンくんともお別れだ
「なんか……寂しいなって」
「ああ、だよね〜。2日ぐらいしかいなかったけど凄い居心地よかったもんね！」
「……うん」
きっと私のソクミンくんと離れる寂しさは本人には伝わってないんだろうなあ
「ソクミンくん」
「ん？」
「……ううん。何でも無い」
気を付けてないと溢れそうになっちゃう
目の前にいるのに遠い感じがする
恋ってこういうものだったっけ？
「Aちゃんもう終わった？」
「あ〜、あと歯ブラシとか入れてない」
「ああ！お泊りセットね！僕入れちゃったよ出さなきゃ！」
荷造りし終わったカバンを引っ張り出してガサゴソ漁るソクミンくん。
お泊りセットって……懐かしいなあ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 745人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽん助(プロフ) - からっとぅーさん» この小説で推しが……！（笑）ありがとうございます！凄く嬉しいです！これからもがんばります！！ (2018年3月16日 17時) (
レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
からっとぅー - 初めまして！ すごく面白いです〜 この作品読むと、推しが揺らぎます笑 これからも楽しみにしてます！ 忙しいとは思いますが、更新ファイティンっっ！ (2018年3月16日 11時) (レス) id: 90b23c69d0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - ☆ユウ☆さん» あ！ありがとうございます！！拙く、下手くそな文章ですが何卒よろしくお願いします！次の人も上手く書くつもりですのでよろしくお願いします！（笑） (2018年2月13日 7時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
☆ユウ☆(プロフ) - 癒しレンタル、最初のお話からずっと読ませてもらってますっ！！ジョンハンと、これから、どうなっていくか気になって仕方がありません！！ジョンハンのお話が完結したら、次は誰のお話なのか楽しみですっ！これからも更新頑張ってください！応援してますっ！ (2018年2月13日 4時) (レス) id: c03a4df955 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん助
| 作成日時：2018年2月5日 21時
