シンデレラ44 ページ44
朝、いつものようにジョンハンさんの部屋へ行くと、
顔が赤く、息をするのが苦しそうなジョンハンさんがいた。
額を触ると凄く熱くて、熱があるということがすぐに分かった。
最近変なことばかり起きていて、熱で良かったと思ってしまった。
熱も結構大変なのに…
取り敢えず熱を冷ますものを、と思い立ち上がると掴まれた腕
勢いが強過ぎてまた元いた場所に逆戻り
起きたばかりで、しかも熱がある人の力とは思えないよ
「どうしたんですか？何かありましたか？」
行かないで、一人にしないで
そう弱々しく言ったジョンハンさん。
こんな事言われたら行けるわけ無いに決まってる。
ずるいなあ…この人ほんとに
たまにこういう小悪魔な部分が顔を見せるから…
「分かりました。けど、ちょっと、ほんの数秒離れますね」
相当辛いのか最初は強かった力もどんどん弱くなっていく。
腕に乗ったほとんど力の入ってない手をベッドの上に置いて、ジョンハンさんの元を離れる。
離れるって言っても部屋の中は部屋の中だけど。
ドアを開けてすぐ近くにいたミンギュさんに声をかける。
「あの、ジョンハンさん熱が出たみたいなので濡らしたタオルとか持ってきていただけませんか？」
MG「え！熱！？分かった！すぐ持ってくる！！」
すぐ言ってくれたミンギュさん。
この時代の人って体温計ないのかな…？無さそうだよな……
体温計無いってことは全部体感温度でやってるってことだよね
大変だ……
.
数分後タオルや氷、毛布いろいろ持って来てくれたミンギュさんにお礼を言ってまた椅子に座る。
タオルをジョンハンさんの額に置き、氷を入れた物をタオルで巻き枕と頭の間に入れ、毛布を毛布の上に置く
そして厚くなった毛布の下に敷かれるジョンハンさんを見て思うのだ
まじで顔ちっちぇ
JH「…………A……」
「あ、は、はい！」
JH「ずっと、呼んでたんだけど…」
ずっと呼ばれてたのに反応出来てないってメイド失格じゃないか私！
「な、何でしょう」
JH「手……出して」
言われるがままに手を出すとその手を掴まれ、自分の頬に当てたジョンハンさん。
……な、何してんのこの人
「じょ、ジョンハンさん？」
JH「Aの手冷たい…」
「オオウ……」
熱が出たときのジョンハンさん破壊力強過ぎる
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ぽん助(プロフ) - ぽむぴ☆*ﾟさん» ありがとうございます！！もっと楽しんでいただけるように頑張りますので、これからも宜しくお願いします！更新頑張ります！ (2018年3月13日 0時) (
レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぴ☆*ﾟ(プロフ) - 最高すぎます(´；ω；`)更新頑張ってください！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 8bc9bd0b2c (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - まことさん» ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるように頑張りますので応援宜しくお願いします！ (2018年1月20日 10時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - すごい面白いです！！ (2018年1月20日 10時) (レス) id: 6c18ecb1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - Seviさん» ありがとうございます！！少し反応が気になっていたので楽しんでくださってると知り凄く嬉しいです！！これからもがんばります！ (2018年1月19日 21時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん助
| 作成日時：2018年1月16日 1時
