嘘つきシンデレラ

シンデレラ42 ページ42

リムジンの中。
少し疲れた様子のジョンハンさんに申し訳ないと思いつつ声をかける







「あの、どうなりました？」



JH「ん？、ああ、一応結界は張ることにしたから大丈夫だろ」









結界………

なんだろう、こう……おとぎ話だからっていうのもあるのかな？すごい規模が、……異次元


規模が異次元ってなんだか分かんないけど、異次元なのだ









「じゃあ、もうこれで安全ですね」









何故、この時もう何も起こらないと、平和に暮らせると思ってしまったのか









.









それは3日後のこと









ジョンハンさんが溜まった仕事をしている時、慌てた様子でユジンさんとミンギュさんが入って来た。








嫌な予感は的中するとはよく言ったもので









YJ「坊っちゃん、落ち着いて聞いてください」



JH「な、なんだ……」



YJ「ここから10キロ離れた村で男性が亡くなったみたいです」



MG「40代と30代の男性です」



「2人も…、？」



JH「………それは」



YJ「はい。あの魔法がかけられた様です」









ユジンさんとミンギュさんが言い終えた瞬間、皆顔を変えて動き始めた。


……平穏な日々がまた奪われた









「敵は案外近くにいるのかもしれないな」






そうジョンハンさんは呟いた

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