シンデレラ40 ページ40
翌日の朝、私はユジンさんに起こされた。
すごく焦っている表情のユジンさん。
YJ「Aちゃん、起きたばっかりでこんな話するの何だけど、坊っちゃんにも伝えてほしいから言うわね」
「？…はい」
そんな話の切り口。
少し頭によぎった違和感はかき消して話を聞く体制になる
YJ「ここから30キロほど離れたノラムと言う街で50代の男性が亡くなったの」
何故亡くなったことを報告するんだろう
1人亡くなったからって30キロも離れた街からジョンハンさんに伝えなきゃいけないことなんだろうか
だとしたら理由は
その亡くなった人がジョンハンさんの特別な人か
その亡くなった人がこの国を動かす人だったのか
その亡くなり方が特別だったのか
「……もしかして何かあったんですか？」
YJ「そうなのよ。ただ亡くなってたんじゃないの。魔法で亡くなってた」
「魔法……？」
YJ「そう。それも強烈な死の魔法、クラミネス」
「く、クラミ？」
YJ「クラミネスをかけられた人は24時間木のように固まって、死んでいくの」
固まって…死ぬ
魔法で亡くなることも、死の魔法のことも、全てが想像できなかったことで言葉が出ない
YJ「街の警察は悪の魔法使いのルビーの仕業だって睨んでるみたい」
今話したこと坊っちゃんに話してきてちょうだい、そう言われ部屋を出る
時刻はまだ5時。
こんな時間に起こすなんてここに来てから始めてかもしれない
ドアをノックしても応答がない
いつもの事だと思いドアを開ける
スヤスヤと眠るジョンハンさんに起きてすぐあの話をするのかと思ったら少し胸が苦しくなった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 572人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽん助(プロフ) - ぽむぴ☆*ﾟさん» ありがとうございます！！もっと楽しんでいただけるように頑張りますので、これからも宜しくお願いします！更新頑張ります！ (2018年3月13日 0時) (
レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぴ☆*ﾟ(プロフ) - 最高すぎます(´；ω；`)更新頑張ってください！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 8bc9bd0b2c (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - まことさん» ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるように頑張りますので応援宜しくお願いします！ (2018年1月20日 10時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
まこと(プロフ) - すごい面白いです！！ (2018年1月20日 10時) (レス) id: 6c18ecb1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - Seviさん» ありがとうございます！！少し反応が気になっていたので楽しんでくださってると知り凄く嬉しいです！！これからもがんばります！ (2018年1月19日 21時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん助
| 作成日時：2018年1月16日 1時
