突然の ページ46
練習が終わり、スマホを見るとメッセージの受信を知らせていた。
開くと、ジフンちゃんからたった一言。
〈来て〉
その前に送った、おめでとうに反応してないあたり、なんとも言えない気持ちになる。
…ていうかどこに行けば?
そう思い入力した文字。
送ろうとした瞬間にまたメッセージが来た。
〈事務所の近くの焼肉屋〉
焼肉屋って…あそこか、完全個室でアイドルがお忍びで通うっていう。
私達は行ったことないけど。
「ごめん、ちょっと出るね」
『え、今からですか!?』
「うん……ああ、でも止めとこうかな」
宿舎の目の前でどうしようか迷ってしまう。
行っていいのかな?
最近私よく出かけてて、皆に迷惑かけてるかも…
『オンニ、行って来ていいですよ。もう私達も子供じゃないんで!』
そんな思いを汲み取ってくれたのか、微笑む皆。
私いいメンバーに恵まれてる、そう感じた瞬間だった。
足早に焼肉屋さんに向かう。
着くとジフンちゃんが事前に言ってくれていたのかスムーズに入れて、SEVENTEENの皆さんのいる部屋に着いてしまった。
…ていうか本当に私来ちゃって大丈夫なのかな?
活動最終日だし、1位獲った日だし……
メンバーの皆さん水入らずで呑んでるんじゃないのかな?
そう扉の前で悩んでいると勢い良く開いたドア。
目が合ったのはスングァンくん。
…なんだろう、デジャヴだわ。
SG「あ!!!Aヌナ!!!………………なんでここに!?」
「あ…えっと…ジフンちゃんからメッセージ来て…」
SG「丁度良かった!!!呼ぼうと思ってたんです!!!!」
スングァンくんのヌナ呼びに驚いていると、腕を引っ張られ部屋に入っていた。
すると、殆どのメンバーさんが倒れていた。
倒れていたっていうか、寝てる。潰れてる。
「ど、どうしたんですか、これ」
SG「なんか皆浮かれちゃったのかな……お酒が凄い進んでて…皆…」
JS「あ、Aさんだ。ふふ」
「こんばんは…ってえ?ジョシュアさん?」
SG「ああ、シュアヒョンもいつもの倍ぐらいワイン飲んじゃって………近づかない方が良いですよ」
いつも大人しい印象しかない人もベロベロに酔っ払っていて雰囲気もフワフワしていた。
酔っていないのは、スングァンくんとディノさんとドギョムさんだけ。
SG「Aヌナ!ジフニヒョンの介抱頼みます!」
何故か私はジフンちゃんの介抱を任された。
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ぽん助(プロフ) - ゆずテムさん» いや!もちろん知ってますよ!小人の彼女も読んでますよ!!全部……!な、な、なんか急に照れます(何故)ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2018年8月24日 14時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - ぽん助さん» え、え、小人の家政婦ご存知なんですか!?!?めっちゃ嬉しいですこちらこそありがとうございます!!ぽん助さんの作品全部読んでます全部キュンキュンが溢れてて大好きです!!私も頑張ります! (2018年8月24日 13時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - ゆずテムさん» 本当ですか!!!凄く嬉しいです!頑張ります!!!!ありがとうございます!小人の家政婦すごく好きです!私も応援してます! (2018年8月24日 8時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - このお話すっごく面白いしキュンキュンします!!ジフンちゃん可愛い!!!応援してます! (2018年8月23日 23時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - いかさん» はじめまして!!ありがとうございます!励みになります!頑張ります!!! (2018年8月13日 22時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽん助 | 作成日時:2018年7月31日 0時