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"何か"の存在ーWZー ページ28

歌詞の相談で来たスニョンと俺だけがいる真夜中の作業室。



HS「なあ、腹減った」

「ラーメンならあるけど」

HS「流石だな。貰うわ」



お湯を沸かして、ラーメンのカップに注ぐ。
俺も腹減ってたから、2つの箸を用意して3分待つ。


いる時間が長い作業室にはいつ腹が減っても対応できるように、カップラーメンと箸が常備してある。




「もう終わったのか……」

HS「ん?何が」

「活動」

HS「ああ〜、早いよな」




ズズッと麺をすする音と俺達の声が防音設備が施されたこの部屋に響く。




「最近時間が経つのが早く感じる。」

HS「あ、なんだっけ、その理由前テレビでやってた」

「そうなのか?」

HS「うん……えっとね、……え〜っと」



スニョンが箸を止めて考えている間俺も箸を止める……訳はなく。
今度は一人分の麺をすする音と、スニョンの考えてる声が響く。



HS「あ、あれだ。刺激が無くなるからだ」

「刺激?」

HS「そうそう。同じ様な日常を過ごしてるから早く感じるって言ってたぞ」

「………俺らってさ、」

HS「どっちかと言えば毎日刺激あるよな」

「うん」

HS「何かが足りないんじゃね?」

「…何か…」




黙った俺と同じ様に静かなスニョンもきっとラーメンを食べながら考えているんだろう。

俺らの生活に足りない"何か"の存在を。




「あ、明日なんかあったよな」

HS「あるある」

「何時だっけ」

HS「3時頃には、あっち着いとかなきゃいけないんじゃなかったっけ」





曲作りしながら、番組に出て、雑誌の取材もこなして。


"何かが足りないんじゃね?"








「俺らに圧倒的に足りてないのは、休みだよな。」

HS「それは思った。」

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ぽん助(プロフ) - ゆずテムさん» いや!もちろん知ってますよ!小人の彼女も読んでますよ!!全部……!な、な、なんか急に照れます(何故)ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2018年8月24日 14時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - ぽん助さん» え、え、小人の家政婦ご存知なんですか!?!?めっちゃ嬉しいですこちらこそありがとうございます!!ぽん助さんの作品全部読んでます全部キュンキュンが溢れてて大好きです!!私も頑張ります! (2018年8月24日 13時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - ゆずテムさん» 本当ですか!!!凄く嬉しいです!頑張ります!!!!ありがとうございます!小人の家政婦すごく好きです!私も応援してます! (2018年8月24日 8時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - このお話すっごく面白いしキュンキュンします!!ジフンちゃん可愛い!!!応援してます! (2018年8月23日 23時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
ぽん助(プロフ) - いかさん» はじめまして!!ありがとうございます!励みになります!頑張ります!!! (2018年8月13日 22時) (レス) id: 50ee8e05e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽん助 | 作成日時:2018年7月31日 0時

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