✿18話 ページ20
“モヤモヤ”
甘｢__ちゃん！Aちゃん！｣
『ハッ…！ぼーっとしていました。』
甘｢大丈夫？悩み事あるなら聞くわよ？｣
『じ、実は__』
_______________
《昨日》
『ひぇぇ…最近任務ばっかりで時透くんに会えないよー』
私は時透くんに会えない寂しさを埋めるべく
お気に入りのお団子屋さんへと足を運んだ。
『あらら？』
お店の前で見覚えのあるお顔がひとつ。
その隣には見覚えのないおなご。
『時透くんと、、誰だろう？』
2人は楽しそうに話をしているようだ
綺麗なおなごは笑った顔が美しい。
『おーい！時透k』
彼の名を呼ぼうと手を挙げた時
彼の首に手を回し抱きつくおなご
その華奢な体に手を回す時透くん
そのなんとも言えない様子を目の前で見てしまい
不思議な動揺を覚えたのだった。
__________________
甘｢つまり、Aちゃんは無一郎くんが抱きしめあってる姿を見て嫌だったわけよね！｣
『そうなるんですかねぇ…』
甘｢うん！間違いないわ！Aちゃんは“恋”してるのよ！｣
『鯉ですか？』
甘｢うーん(汗)好きの方の恋！｣
『はぁ、誰が誰にですか？』
甘｢Aちゃんが無一郎くんに！｣
『へ、』
甘｢あらら？｣
『／／／』
そう、だったんだ。時透くんが好きだったんだ私。
意識したら少し恥ずかしくなってきたかも…
甘｢自覚したのね！可愛らしいわ！｣
『あ、でも時透くんには御相手がいるのではないでしょうか？』
甘｢そういえばそうだったわね。うーん。転んだだけ、かもしれないわよ？？｣
『うーん。』
甘｢あ、話をしていれば！｣
え、来ちゃったの！？
甘｢無一郎くーん！｣
時｢甘露寺さん、と君は？｣
『鹿島、Aです。』
時｢へー。｣(変な子。)
み、みれない…
意識したら恥ずかしくて顔見れない。
甘｢ねぇねぇ！無一郎くんは好きな子とかいないの？｣
時｢いないですね。｣←即答
時｢いたとしても多分思いは伝えないです。
僕達、鬼殺隊はいつ命が終わるかわからないですから。｣
時｢それでは僕はこれで。｣
そうだよね。そんな私情を挟んで任務なんて行ったら
守りたい人々を守ることなんてできない。
この思いはしまっておこうかなぁ…
甘｢Aちゃん？｣
『私の思い。今は伝えないです。
鬼舞辻を倒す、もしくは時透くんが自分を見つけたら。
全部言おうと思います。』
甘｢見守るわね。｣
私が恋を知った日。
この思いを伝える日はそう遠くない。
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羽衣(プロフ) - kanon1427さん» ありがとうございます！ (2022年10月24日 13時) (
レス) id: 3b6ed38452 (このIDを非表示/違反報告)
kanon1427 - 更新頑張ってください‼ (2022年10月20日 21時) (レス) @page14 id: 2d87d65452 (このIDを非表示/違反報告)
れるち(プロフ) - 羽衣さん» そうなんですね！これからも楽しみにしてます！ (2022年10月16日 11時) (レス) id: e5403aa85a (このIDを非表示/違反報告)
羽衣(プロフ) - れるちさん» 夢主ちゃん可愛いですよね〜。私も書いてて「可愛いな、おい」ってなりますw無一郎くんが毎回忘れてしまう切なさと同時に実は隅にあなたはいますよって言うのを意識して書いてます😃 (2022年10月16日 11時) (レス) id: 3b6ed38452 (このIDを非表示/違反報告)
羽衣(プロフ) - ぺぺさん» ありがとうございます〜。そう言っていただけるの本当に嬉しいです。 (2022年10月16日 11時) (レス) id: 3b6ed38452 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽衣 | 作成日時：2022年10月15日 3時
