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✿14話 ページ16

彼はそう言って私の隊服の裾を引っ張る。
力は弱くて、普段の柱の時透無一郎とは思えぬ行動だった

私は彼の頭を撫で胸元をトントンと叩く。

『大丈夫ですよ、私はここにいます。』

『鬼なんていないので今くらいは安心してお休み下さい』ニコッ

私が頭を撫でると彼は嬉しそうにすり寄ってくる
しばらくすると寝息が聞こえてきた。

彼の手をゆっくり話すと台所へ向かう。


_1時間後_
無一郎side


無「ん。」

ここは、、?
僕は熱を出してどうしたんだっけ?

銀子が焦っててそれで、、

ボトッ


氷枕?
誰かが来てくれたのかな。


僕はひとがいるはずの台所に行くと
少女が1人


無「君が看病してくれたの?」


『わわっ!時透くん!?もう起きて大丈夫ですか?』


僕が声をかけると彼女は大きく肩を揺らし僕の心配をする


無「ん、お陰様で。」


『そっかー!食欲は??今、お粥作ってるんだけど』


無「食べる。」


『了解致しました〜』ニコッ



『おまたせ致しました!』

『Aちゃん特製の卵たっぷりのお粥デーす!』

『暑いからフーフーしてね〜』

目の前に広がるふわふわの卵の入ったお粥
とっても美味しそう


無「いただきます。」フーフー

もぐもぐ

無「うん、美味しいよ。料理上手なんだね」


『ほんと?嬉しい〜!えへへ、練習したからです』ドヤッ


『一通り食べ終えたらお背中拭くので寝巻きの準備お願いしますね〜』


無「ありがとう。」




無「ごちそうさまでした。」

『お粗末さまでした。』


湯の準備をすると言って部屋を出た彼女。

なんで、ここまでしてくれるんだろう。
単純な疑問だった。

『おまたせーっ!』

『背中を拭くからお背中向けてくださーい!』

拭いてもらっている途中、僕はさっきの疑問を聞く


無「Aはどうしてここまでしてくれるの?」

『んー。そうだなぁ、、、』


『時透くんの役に立ちたかったからかなぁ、』

『時透くんのためになにかすることは結局は自己満足になるけど自分のためにもなってるし』

『時透くんのこともっとよく知りたいし、そばに居たいって言うか。』

『ほら、よく言うじゃん?人のためにすることは巡り巡って自分のためになるって』


無「!!!!」

何かを思い出した気がする。



Aside

あ、また寝ちゃった。

しばらくすると寝てしまった彼

おやすみ。時透くん


※炭治郎のセリフはとっていません
※熱と記憶という夢小説の力を使って後日忘れたことにします←

✿15話→←✿13話



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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羽衣(プロフ) - kanon1427さん» ありがとうございます! (2022年10月24日 13時) (レス) id: 3b6ed38452 (このIDを非表示/違反報告)
kanon1427 - 更新頑張ってください‼ (2022年10月20日 21時) (レス) @page14 id: 2d87d65452 (このIDを非表示/違反報告)
れるち(プロフ) - 羽衣さん» そうなんですね!これからも楽しみにしてます! (2022年10月16日 11時) (レス) id: e5403aa85a (このIDを非表示/違反報告)
羽衣(プロフ) - れるちさん» 夢主ちゃん可愛いですよね〜。私も書いてて「可愛いな、おい」ってなりますw無一郎くんが毎回忘れてしまう切なさと同時に実は隅にあなたはいますよって言うのを意識して書いてます😃 (2022年10月16日 11時) (レス) id: 3b6ed38452 (このIDを非表示/違反報告)
羽衣(プロフ) - ぺぺさん» ありがとうございます〜。そう言っていただけるの本当に嬉しいです。 (2022年10月16日 11時) (レス) id: 3b6ed38452 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羽衣 | 作成日時:2022年10月15日 3時

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