【男主】ダイキライなのに【ヒロアカ】 (ページ3)

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次の日、起きたのは9時だった
確か撮影は11時から…

『んん～…眠…朝飯…』

俺はグンッと伸びをしてベッドから出た

キッチンに立ち目玉焼きを作る
作り終えると机の上に置いて食べ始める

『…こんな広い家に俺一人ってのもな…』

なんて独り言を言う、
ほんと広い家、高層ビルの最上階
……悲しくなる～…

そして昨日入ってなかったから風呂に入る

体を流して頭をあらう、
……今何時だろ…

風呂から出て体を拭く、そして外出用の服に着替えて時計を見る

10時半か…
今から出て…んー…丁度いいか

『よっしゃ、行くかっ』

外に出てまた伸びをする
今日も暑いな～…出ただけで汗が出る

近くの駅に行って電車に乗る
2つ先の駅で降りて少し歩く

…近くのビルの中に入って9階に入る

『おはよーございまーす！…ん？こんにちは…？
え…んー…おはこんにちわぁ！』

「んははっ！今日も朝から元気だなぁっ、ほらほらっ、メイクしてこい～っ」

『はーい、お願いしますｯ』

荷物を置いて部屋に向かう
俺多分メイクさんのお陰で1位になれたんだと思うなぁ…

「ほんとA君の顔メイクしやすい…肌綺麗だしメイクしなくてもいいんじゃ…」

……毎日メイクしながらブツブツ言ってるけど…、いや貴方の肌も綺麗だって思うけど…
それから数十分してメイクが終わる

今日はペイントだって、

『おおお…めちゃくちゃこれカッコイイ…気に入った…』

「気に入ってくれてよかった！ほんと似合ってる…！」

『もう毎日これだったらいいなぁ…』

なんて笑いながら着替える
今日は和服か…俺和服大好きだっ…

相手の人誰だろ～…

昨日と違う人だったよな…

「こんにちは～っ」

そう言って入ってきた人
部屋から顔をひょこっと出して相手を見る
…ん"～…見たことない奴！

すると俺の方を見てﾆｺｯと笑う

………、何こいつ…なんかやだ

「メイクよろしくお願いしま～す」

「はーいっ！ほんとA君と同じで肌綺麗だね～…」

「んははっ、狼頭さんの方が綺麗ですよ」

…なんで俺の話…

「ほら！A！来い来い！」

『あっ、はい！』

マネージャーに呼ばれて撮影部屋に

…そう言えば…俺はｹﾞｲｸﾞﾗﾋﾞｱで…ﾈｺ専。
あいつタチかぁ…

何か怖ぇ

そして少ししてその人も入ってきた

…数分して撮影開始

「…近くで見たらほんと綺麗」

「うるさい…、撮影に集中しろ」

小声で話しながら指示を出され撮影を続けた