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･ 緑谷side
「意味わかんねぇ…クソ…まじで死ね…」
朝からかっちゃんはブツブツ文句を言ってる
多分Aさんに大してだと思うけど…
「か…かっちゃん？大丈夫？」
僕が横に来て聞くと
「大丈夫なわけねぇがろォが！！クソデク！！」
なんて言われるし…
「なにかあった？」
と聞くと
「あのクソ野郎が勝手に決めやがった…あ"ー！クソ！」
とAさんの愚痴
寮の事かなぁ…
ちょっと電話してみよ…
僕は教室の隅に行き電話をかけた
「…あ、Aさん…」
『おー、出久どうした？』
「…かっちゃんがずっと文句言ってるんですけど…
昨日何かあったんですか？」
『え、まだ文句言ってんの…
俺は勝己のために決めたんだけどなぁ…』
かっちゃんの為…か、
『…でも俺も悪いとは思ってるよ、人の話も聞かず勝手に決めるんだもん。そりゃ怒るわな…ちょっと勝己に電話変わって』
「あぁ…はい…分かりました」
そう言いかっちゃんの隣に行った
耳元に当てるのは難しいからマイクをONにして…
『勝己、御免な』
結構大きい声で言った
教室の中がシン…と静まり返るとかっちゃんが
「なにが御免だクソ野郎ォ！！
まじで勝手に決めてんじゃねぇよ！！てめぇは俺が居ねぇと無理するだろーが！！
いつも大丈夫大丈夫、とか言いながらよ…？結局体調崩したり熱中症になったり馬鹿じゃねぇのか…！？
もう許すけどな！次はぜってぇ無いと思えよ！」
息継ぎなしで言うかっちゃん凄い…
『うんうん、分かった。御免な
…あ、鞄の中にあるものが入ってるから寮に戻ったら見てよ』
そう言うと電話が切れた
あるもの…あるものってなんだ…
かっちゃんは満足そうな顔してるけど…と思ったら真横に上鳴君と、切島君が
「バクゴー！あるものってなんだ？」
「早く出せよ！」
「うるせぇわ！寮に戻ってから出すに決まってんだろ！！」
「じゃあちゃんと見せろよ！？」
「どんなのかな〜」
と2人は笑ってる…
なんだろ、
＿
寮に戻ると共同スペースのソファに腰をかけるかっちゃん
僕はその隣に座った
そして轟君も
「…何でいんだよ」
「えっ、いや、見たかったから？」
「普通に気になるだろ」
「…まぁいいか…」
ﾎﾞｿｯと呟き鞄を漁る
出てきたのは1枚の写真
僕と…かっちゃんと…Aさんが写った写真…
「…仲いいんだな」
「良くねぇよ！！」
なんて言ってるけどかっちゃん…少し涙目
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あああ - アルビノのことちゃんと調べて書いて欲しい。設定とかストーリーはものすごく好きです。 (2021年12月30日 4時) (
レス) @page23 id: 5319db8f04 (このIDを非表示/違反報告)
貴志 - 更新頑張って下さい！ (2020年12月31日 9時) (レス) id: 5b70a602e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無 - 更新まってます (2019年8月26日 15時) (レス) id: 403283cd22 (このIDを非表示/違反報告)
つりーそん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！更新頑張ってください！待ってます！ (2019年3月28日 20時) (レス) id: 18043c22f5 (このIDを非表示/違反報告)
社会のゴミ - 社畜…あんまり好きじゃないけどこの作品は好きやな…更新頑張れ (2019年2月9日 0時) (レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るう | 作成日時：2018年8月26日 1時
