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･ 凛side
二日前に配属された氷室さん。
髪を巻いていて可愛くて人懐っこくて仕事が出来て…皆から人気だ、氷室さんの事が嫌いな人なんて居ないよな
なんて思ってたけどやっぱり居た
A。
前からだ、こういう感じの女の子はいつも避けてた
唯一絡んでた女の子はサバサバした男子っぽい子ばっかりだった
幼稚園ではそういう子は居なかったから俺と一緒に行動
小学校から高校までそういう女の子と俺と他数人で遊んでいた
…俺らずっと一緒に居るんだよ？かなり凄くない…？？
家近いし全部同じクラスだし流石に引いたけど
まぁ俺は1番知ってる
Aの好み、地雷、とか…いろいろ
だからすぐに分かった
涙目で俺の所に来た氷室さん。話を聞くと
「明日私の作ったお弁当を食べてくださいって言ったんですけど…嫌だ嫌だって狼頭さんにずっと断られるんです…」
って言ってた
少食になったし、苦手だしな…断るわな…
でも断り方は悪かったと思うぞA
そして多分氷室さんはAの事が好きなんだと思う
いや、好きなんだろう、すっごい絡むし
今は俺はAの仕事を半分手伝ってる
隣で氷室さんが仕事中のAに絡んでる
「狼頭さん！今日飲みに行きましょ！」
『ごめん、終わるか分かんないし家で待ってるし』
「もしかして彼女さんとかですか…？」
『……高校生』
「えー！どこの高校の子なんですか！？」
『……』
「狼頭さーん」
『……言う必要ある？』
「狼頭さんのこと知りたいですから！あります！」
『……』
…冷たいなぁなんて思いながら聞いてるとAが立ち上がった
俺も隣を見る
『……煙草』
俺の方を見ながら煙草を吸う動作をしてそう言う
Aも休憩取るようになったなぁ…と感動しながらついて行く、後ろで氷室さんが何か言ってるけど聞こえない振り……
ごめんね氷室さん
喫煙室に入ると俺の煙草を頂戴と手を出し吸い始める
俺も一緒になって吸う
『……あのままだと凛に手伝ってもらってても終わんないんだけど』
「あー…氷室さん？」
『そう、…苦手』
「Aはああいう子苦手だもんね〜…中村さんの方がまだいいでしょ？」
『あの人はサバサバしてて話しやすい。近づきすぎず離れすぎず』
「んはは、なんか恋人みたいに言うじゃん」
『…バカじゃねぇの…』
少しの間煙草を吸いながら話してまた戻っていった
それから数時間、俺は仕事を終わらせ またAの手伝いをした
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あああ - アルビノのことちゃんと調べて書いて欲しい。設定とかストーリーはものすごく好きです。 (2021年12月30日 4時) (
レス) @page23 id: 5319db8f04 (このIDを非表示/違反報告)
貴志 - 更新頑張って下さい！ (2020年12月31日 9時) (レス) id: 5b70a602e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無 - 更新まってます (2019年8月26日 15時) (レス) id: 403283cd22 (このIDを非表示/違反報告)
つりーそん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！更新頑張ってください！待ってます！ (2019年3月28日 20時) (レス) id: 18043c22f5 (このIDを非表示/違反報告)
社会のゴミ - 社畜…あんまり好きじゃないけどこの作品は好きやな…更新頑張れ (2019年2月9日 0時) (レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るう | 作成日時：2018年8月26日 1時
