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･ 爆豪side
俺がブツブツと言ってたら大きな声を出した
そしてポツポツと話し始めた、…話すにつれて目の淵には涙が溜まる
『…お前が大きくになるにつれて仕事の量がどんどん増えてきた
最初は意味が分からなかったがアルビノの俺を雇ってあげてるんだって言われて納得した
俺はここで雇われてるんだ…こんな俺を雇ってくれてるんだって…』
床に涙が落ちる
…頬を伝って…ボロボロと
綺麗な泣き顔…
『…そしたらどんどん俺が分からなくなってきて…俺ってどんなのだっけ…どんなキャラで居続けたっけ…って…
素の俺はなんだっけ……もう全部壊れたんだなって思った、
それからはもう上司に遊ばれてる感覚で仕事をしてた、
辞めようとは思ったけどどこにも雇ってもらえない…
職場には凛達が居る…庇ってくれる…って思うとまだ頑張れた…
だからまだ続けてる
……俺の実力で入ったわけじゃない…遊び道具として会社に入れられたんだよ、
…お前も分かってなかったろ？ここまで…なら全部じゃない、そしてこんな俺に絶望したろ』
と涙を流しながら微笑んで言った
…俺もそこまでは知らなかった
そして絶望ってなんだよ…
「意味が分かんねぇ、
無理して笑うな、そんな事合ったんなら俺に愚痴れ
なんでも聞いてやる、素のお前を俺が見つけてやる。キャラとか作んな、またストレス溜まるぞ
……っつーことで…Aお前寝ろ」
涙を拭いながら言ったら驚いた顔をしたあと目を細めて微笑んだ
"ありがとう"と優しい声で返されてそのまま寝室に向かっていった
頭に手を置かれて撫でられて…
…久しぶりだったな
俺はAの為に晩飯を作りはじめる、…2番目に好きなもん…オムライスだっけか…
あいつの分でかく作ってやろ…体力付けてもらわねぇと。
あの少し細い体でもいいけどやっぱりもうちょっとあった方が健康的だし
少しして作り終えて…ラップで保存
…それからは課題をやったり…携帯を弄ったり
なるべく静かにして過ごした、あいつを起こさないように
そして夕方五時頃、Aが目を覚ましてこっちに来た
『…久しぶりにめちゃくちゃ寝れた…』
と嬉しそうに笑った
久しぶりに見れたその嬉しそうな顔
俺も元気を貰える
「良かったじゃねーか、もうちょっとしたら飯食う？」
『…今食べる、いい匂いしてるし…腹減ったし…』
鼻を利かせ匂いを嗅ぐ
…犬か、とは思ったが黙ってちゃんと料理を出した
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あああ - アルビノのことちゃんと調べて書いて欲しい。設定とかストーリーはものすごく好きです。 (2021年12月30日 4時) (
レス) @page23 id: 5319db8f04 (このIDを非表示/違反報告)
貴志 - 更新頑張って下さい！ (2020年12月31日 9時) (レス) id: 5b70a602e9 (このIDを非表示/違反報告)
名無 - 更新まってます (2019年8月26日 15時) (レス) id: 403283cd22 (このIDを非表示/違反報告)
つりーそん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！更新頑張ってください！待ってます！ (2019年3月28日 20時) (レス) id: 18043c22f5 (このIDを非表示/違反報告)
社会のゴミ - 社畜…あんまり好きじゃないけどこの作品は好きやな…更新頑張れ (2019年2月9日 0時) (レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るう | 作成日時：2018年8月26日 1時
