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それからは練習が始まった

まずはストレッチ、そしてアップ、その次にレシーブ練、トス練、スパイク練、サーブ練…

清水さんは俺の分のスポドリまで作ってくれる。幽霊なのにね

俺の姿はバレー部以外見えないんだ、他校のバレー部には見えるけどさ。
俺意外と黒瀬と木兎とかとは仲いいよ、3年間毎年会ってるしさ。呼び捨てだもん

まぁその話は置いといて


次はブロック

『龍のスパイク止めてやらァ!!!』

「ぶち抜いてやるぜぇぇ!!」


「また始まった…」

「すっげぇぇぇぇ…!!」

5本中5本!!全部止めた!
楽勝ォォォ

龍は頭を抱え叫ぶ
それを縁下が黙らせる。これを何回見たことか

見飽きてもいる

そんなこと言ったら龍泣くから言わないけどさ

その日の部活は終わった、7時だ。
外は真っ暗皆ストレッチをして片付ける

俺には家がない。まぁあれだ、体育館に住んでることになる

夜は真っ暗で怖いがもう慣れたもんだ。てか俺が幽霊だし

皆に手を振り体育館の倉庫の中に入りいつもより綺麗にしステージの上に横になる

いつもここで寝ている。
町会の時は校長の横にたってふざけて男バレを笑わせる
龍とスガさんと大地さんとノヤはすぐに笑い、縁下は呆れ旭さんは青ざめ、清水さんは俺をガン見。

ガン見はやめてよォ。



そしてその日は眠りについた
次の日、朝4時半
いつもと同じ時間

一人で準備開始
来てすぐ使えるようにしたいじゃん

ネットを張りボールを出して、タオルを畳み…
他のことも色々。

朝5時。扉が開いた
いや早いよ

「俺がいっちばー…!!!…じゃなかった!!Aさん居た!!」

『だってここで寝てるしね』

「すげぇ…!」

『だべ!!!』

と日向と俺で笑う
日向は部室に荷物を置きに行った。そう言えば…部室俺入った事ないよな…死んでから以来は1回も

バレー部の奴らが使ってるから俺も入れる
戻されなくてよかった

「…あ!Aさん!…そう言えば右目の眼帯…どうしたんスか?」

『…生まれつき失明しててさ、眼帯してんの』

「そうなんすか…!眼帯もヘアバンもすげぇカッコイイです…!!!めちゃくちゃ似合ってて憧れます!」

と目を輝かせる
俺は日向の頭をウリウリと撫でていた


部室の時計をみると5時半。


『よし、じゃあ俺と一緒に練習するかっ』

「します!!!」


6時まで2人の特別練習開始!

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作者名:るう | 作成日時:2018年8月7日 3時

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