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あの日 2 ページ2

・ 赤城side


梅雨も明け、夏に入ろうとした蒸し暑い日。
下敷きでパタパタと扇いでいた、俺の前には白雷が椅子に座って後ろを向いて話してる


「…あーつ…」

「これで梅雨明けか〜…8月とかどうなんだろうな〜」


なんて笑いながら。
まだ黒瀬は来てない… と思ってるとガラッと扉が開く

『A君が来ましたよ洸君俊太君よ〜』

「お、Aやっときた」

「おせーよ」

黒瀬は鞄を持ったまま俺にのしかかる…凄い重い


『悪ぃっ、二度寝したら時間ギリギリでさ、…外は暑いし』

「分かるけどな〜、ほら、もう始まっから座れ座れ」

「そうだそうだ〜」

『うるっせぇな!俊太!お前も座れよ』

なんて楽しそうにしながら笑う、んで真ん中の席に座る
…、白雷が座ってる席は他の奴の席、まぁ…近くだからギリギリでもいいんだけどな…


「…あ、鬼が来たぞ」

「うっわ!まじだ!」


鬼教師こと担任の佐々木。楽しくもない話をして笑わなかったらブチ切れ、理不尽。……理不尽…?理不尽ってなんだっけ


そしてHRが始まった 黒瀬の方を見ると頬杖を付きながら暇そうに話を聞いている、

…あ、気づいた?
俺ら名前に全員色が入ってんの。最初はその話題ですげぇ盛り上がってさ、…それから仲良くなったんだよ

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作者名:るう | 作成日時:2018年7月21日 11時

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