箱学のマネージャーはかわいい【弱虫ペダル】 (ページ3)

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着いたのは自転車競技部部室前で、3人の人がいた。

カチューシャをつけた如何にも美少年な人と、目つきが悪くて黒髪ストレートの人と、後は…福富先輩だ

福富先輩とは中学校が同じで隼人くんと仲が良かったため、隼人くん繋がりで私とも話すようになったのだ

新開｢紹介するぜ、AAだ。
俺の幼馴染なんだ。｣

｢AAです。よろしくお願いします！｣

隼人くんが紹介してくれた後に自分でも挨拶をする

東堂｢おぉ君がAちゃんか！新開から話は聞いていたぞ！俺は東堂尽八、よろしくな！｣

早速カチューシャを付けたオシャレなイケメンさんが挨拶をしてくれた。

東堂先輩か…隼人くんから聞いていた通り、モテそうな見た目だなぁ

｢あ、福富先輩もお久しぶりです。｣

そして相変わらず鉄仮面の福富先輩に挨拶をした

福富｢あぁ。入学おめでとう｣

寿一も名前が来るの楽しみにしてたんだぜと隼人くんの言葉に福富先輩も頷いた

そして残るは…

めっちゃ目つき悪い人。なんか睨んでるし！

新開｢あー、靖友、俺の幼馴染のAだ。仲良くしてやってくれ｣

東堂｢おい荒北。ちょっとは挨拶でもせんかね、可愛い後輩ができたんだぞ｣

2人がカバーしてくれると黒髪の荒北？という人はだるそうにした

荒北｢はァ、新入生紹介するっつって来たら女かヨ｣

なんだ、この人

失礼にも程があるでしょ！

新開｢靖友、その言い方はちょっと…まぁAはマネージャーとして陸上部だけど来てくれるんだ、仲良くしてくれよ｣

東堂｢おい！失礼だぞ！せっかくAちゃんが挨拶しているのにお前は！｣

荒北｢うるせーヨ、俺は仲良くする気ねェよ。｣

そう言って荒北という人は部室に入って行ってしまった。

｢感じ悪い…｣

新開｢！ご、ごめんなA。靖友はああ見えて良い奴なんだ。多分女子とあんまり話す機会がないから緊張してたんだよ｣

隼人くんは荒北さんが悪くないように言ってくれる。昔から優しいところは変わってないけど……

第一印象は最悪だ。

自転車競技部のマネージャーとして入るけど関わりたくないな…

その日は晴れた天気が少しくすんで見えた。