【約ネバ】鬼の世界から超常能力も存在する人間の世界へ【ヒロアカ】 (ページ2)

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A達食用児達が人間の世界に渡って数ヶ月が経った日、人間の世界にいるラートリー家に保護され、人間の世界にある家で暮らしていた時、家の玄関のドアからノック音がした。

｢私が確認するから、みんなに焼きあがったクッキーを持って行ってくれる、A？｣
『もちろん、ママ』

そしてAが全員が集まる大きめな食堂へ集まると、全員にクッキーを渡していたが、そんなA達の元にイザベラがやってきて言った。

｢Aに、ラートリー家の方が相談があるそうなの……いいかしら？｣
『今行くね、応接室でいいんだよね、ママ？』
｢えぇ｣

応接室にAが入ると、人間の世界でA達を助けてくれたラートリー家の1人がソファから立ち上がったが、Aが辞めるように言うとすぐに席に座った。

『それで、私に話というのは？』
｢君の持っているその力を日本という島国にある雄英高校で沢山のことを学んでみないかい？｣
『……私もそういうところで学びたい』

Aがそう言うと、ラートリー家の1人がそれに伴っての説明をした。

｢君は確か鬼の世界で、———から鳥になれるという能力を頂いたね？｣
『えぇ……私の片目と引き換えにね』

Aの目の前に座る男性は今の社会について話を変えた。

｢この人間の世界は人口の約8割が何らかの特異体質を持つ“個性”を持っているんだ……A、君のその能力はその特異体質に沿って“鳥”と登録したいけど、いいかな？｣
『それは勿論構わないけど……』

Aがそう言って頷くと、ラートリー家の男性はその場から立ち上がるとAの頭に手を置き、｢後のことはこちらに任せてくれ｣といい、家を後にした。