百十四話 ギスギスしたお茶会 ページ4
コナンside
「お母さん、エレベーター来たよー！」
反応したバーボンに反応し、おっちゃんがどうかしたのかと聞けば、自分のアダ名も“ゼロ”だったから呼ばれたのかと思ったと答えるバーボン。
毛「何でゼロ？確か名前透だったよな？」
安「透けてるってことは何も無いって事…だからゼロ…子供がつけるアダ名の法則なんて…こんなモンですよ…」
果たしてそれは本当なのか。
ゼロという単語に反応するであろう人物は大きくわけて二つ。
一つは本当にそれがあだ名で、幼い頃から呼ばれていた場合。
普段から一緒にいるカジノでさえ呼んでいないそれが、確かと言えるかと聞かれれば怪しいとしかいいようがない。
もうひとつは…((？「安室！あ！毛利先生もいらしてたんですか？」
後から聞こえた声にさらに肩をびくつかせる。
背後にいたのはカジノこと黒沼一だった。
なぜ、こいつまでここにいる…。
もしも、俺の想像した通りなら…。
コ(だけど、もしそうなら…なぜ組織の奴と…なんだ、この違和感)
？「…くん、…コ…ン、コナンくん！」
コ「え、ぁ」
黒「考え事かい？」
ニコッと首をかしげながら聞いてくるカジノ。
外見は至って普通な好青年。特におかしな点はないこの男。
コ「う、ううん！大丈夫！あはは〜(おかしい…この推理があっているとすれば安室さんは…だとするとカジノと距離が近いのは何故なんだ)」
思考の波に飲まれ、挙句の果てにいろんな情報が混ざりあって混乱する。
その様子を見ていたカジノはクスリと笑う。
黒「良い人間は暗黒な衝動にかられても、正しい道を忘れはしない」
コ「え？」
黒「何でもないよ」
小さな声で呟かれたそれが鼓膜を震わせる。
また胡散臭い笑みを浮かべると行こうかと言って振り返った。
黒「毛利先生達に置いていかれてしまうよ…」
コ「(この人、今なんて言った…？正しい道を忘れはしない…？そういえばこの間の冷蔵車の事件の時、この人俺たちの前に自ら立って、犯人を蹴り飛ばしてたな…それに、俺らの方を見て笑ってた、灰原がいることにもちゃんと気づいていたようだし…)あ、ま、待って！」
スタスタと歩いていってしまう彼を駆け足で追いかける。
追いついた頃には目の前の三人は蘭の母さんの話をしている。
もしかしたら…。
こいつら…まさか…。
会話しながら廊下を歩いていた時だった。
フロアに響く悲鳴。
慌てて駆け出し悲鳴の聞こえた部屋に扉を開けて入ると、女性が1人床に横たわっていた。
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スノーローズ(プロフ) - しのさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。設定を考えてくれている友人にも感謝感謝です。これからも見守っていただけると嬉しいです。 (2018年6月3日 17時) (
レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
しの(プロフ) - はじめまして。このシリーズ大すきです！警察学校組がわちゃわちゃしている光景に、工藤くん服部くん間の気安さを重ねて男子高校生かな？なんて思ったりして。萩原さん主人公くん大好きかよってくらい心配しているので微笑ましいです。更新頑張ってください！ (2018年6月3日 17時) (レス) id: ebf1ec6b07 (このIDを非表示/違反報告)
桜@ボードには低浮上(プロフ) - そろそろ、赤井さんの登場場面ですね。公安とのカーチェスのシーンを楽しみに待ってます。 (2018年5月31日 21時) (レス) id: ae3d71bb82 (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - セイラさん» ホントだっ、教えてくださってありがとうございます (2018年5月31日 21時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
セイラ - 変装が返送になってます。 (2018年5月31日 10時) (レス) id: 5214df099a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノーローズ x他1人 | 作成日時：2018年5月22日 19時
