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Recollection and organization, at Poaro ページ28

狐優紀side


コ「___で、どういうこと?」

狐優紀「私もわかんないんだよ……」


ガンッというものすごい音を立ててテーブルに突っ伏す。
現在私がいるのは閉店したポアロ。

蘭は夕飯作らなきゃと言って慌てて家に入っていき、園子は時間も時間だからと帰っていった。
この場にいるのは安室さんと昴さん、あとコナンくんと私の4人。

完全に消灯した店の中で談判的なものを開いている私たちは店の外から見たら結構異様だろう。


狐優紀「覚えてないの、ベランダから飛び降りたとか米花中央病院から電話かけたとか、私には全く身に覚えがなくて、正直混乱しかないんだよ……」

コ「でもどれもこれも狐優紀さんがやったことになってるんだよね?」

狐優紀「うん…もう何がどうなってるやら…」


はぁ……とため息をつくと話を聞いていただけだった安室さんと昴さんまでうーんと唸ってしまう。
だよなぁ、この現象わけわからんからなぁ。


安「狐優紀さんが頭痛に悩まされるようになったのっていつごろでしたっけ?」

コ「波土禄道のライブがあるはずだった辺りのはずだよ…そうだよね狐優紀さん…」

狐優紀「うん…」


正確にはその前、あの建物を訪れて、声を聞いてからだ。
その後その症状が頻発して、私が眠ると、私の知らない過去を見せられるようになった。

よくわからない。


昴「1番最初に見たのは、どんなのだったんですか?」


思わず固まった。
だって見たのはスコッチの…。
安室さんと赤井さんに深く関係する話だったから。


狐優紀「見たのも随分前すぎて覚えてないんです…暗かったのと、腕が重かったことは覚えてます…それ以外は何とも…」


暗かったのはあれが夜の出来事だったから、腕が重かったのは、例の血糊仕込み弾を装填したライフルを持っていたから。

けど当然、そんなことをこの人達に言えるわけがない。
スコッチが今どういう状況にいるかもわからないのに、軽率な行動は避けるべきだ。


コ「狐優紀さんって本当に謎ばっかりだよね」

狐優紀「やめてくれコナンくん…いよいよ自分の記憶が当てにならなくなってきて本当に自分不信になりそうなんだから…」

自分を知りたい→←勘弁してくだせェ



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スノーローズ(プロフ) - MOONさん» ありがとうございます! (2018年3月16日 19時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
MOON - 面白かったです。更新ありがとうございます。頑張れ!主人公ちゃん!! (2018年3月16日 19時) (レス) id: 087b132a75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スノーローズ | 作成日時:2018年3月14日 16時

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